【お盆休み 北アルプス Day1】絶景の双六小屋でソロテント泊

北アルプスおすすめ・まとめ

ソロテント泊で北アルプスに行ってきました。狙うは鷲羽岳・水晶岳・黒部五郎岳!と思っていたのですが、急に湧いた台風で先行きは不安定に。またテント泊のソロタイムを楽しめるように、スマホに音楽や本をダウンロードして、スマホのバッテリーもしっかり持ち、美味しいテント飯が食べたいから食料もたくさん詰めて…とやっていたら、ザックは15kgオーバー…。担いで歩けるのか不安になりました。

【行程】 ※このブログは1日目の行程です
往路:あるぺん号(竹橋→新穂高温泉RW)
1日目:新穂高温泉(6:30)→わさび平小屋(7:50/8:15)→秩父沢(9:30/9:45)→シシゥドヶ原(10:50)→鏡平山荘(12:00/12:30)→弓折乗越(13:45/14:00)→双六小屋(15:30) テント泊 ※トータル8時間
2日目:双六山荘→(巻道)→三俣山荘→鷲羽岳→三俣山荘(テント泊)
3日目:三俣山荘→双六小屋→弓折乗越→鏡平山荘→秩父沢→わさび平小屋→新穂高温泉
復路:新穂高温泉→(バス)→松本→(あずさ号)→東京方面

【テント泊登山レベル】★★☆(中級)
15kgのテント担いで8時間登るのはなかなかハード。コースタイム維持が精一杯でした。

昨年の秋に笠ヶ岳に行った時に同じルートを通っているので、よろしければ参考にしてください。

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新穂高温泉からわさび平小屋へ

あるぺん号で東京とから早朝新穂高温泉に到着しました。
着いてみてびっくり…雨が降っている?!事前の天気予報では今日が一番よい天気だったのですが…。
雨がふっているせいか肌寒くて、暑い東京から一気に山に来た印象。身支度を整えて、ロープウェイの駅から少し下にある観光センターで登山届を提出して、お手洗いを済まします。

新穂高からわさび平小屋
新穂高ロープウェイのバス停に到着。
雨が降っている。

新穂高からわさび平小屋
登山届はバス停のちょっと下にある観光案内所で提出。

新穂高からわさび平小屋
テント泊装備の重たいリュック。今回はこれを担いで登ります。


6時半、準備が整ったら、登山口に向けて出発します。小ぶりの雨がふっていたので、傘をさして、ロープウェイ駅から登山口への近道を進みました。15kgのリュックの重さに、もう少し軽量化すればよかったと後悔しつつ歩きます。

新穂高からわさび平小屋
笠ヶ岳・双六岳の登山口に到着

新穂高からわさび平小屋
あじさいがキレイに咲いていました。


登山口から、てくてくと1時間ほど林道を歩きます。
歩いている最中に雨が上がってきたので、傘をたたんで歩き続きけます。
いつもの曲がった橋(自己責任で渡ってくれと書いてある)を通り、わさび平小屋まで早朝のウォーキング。

新穂高からわさび平小屋
曲がっているし、壊れかけてる橋を渡って林道を進みます。

この橋を渡って林道を歩き続け、笠ヶ岳の登山口を通過。笠ヶ岳登山口で湧き出る水を汲んだのち、わさび平小屋に到着したのは7時50分。バス停の新穂高ロープウェイ駅を出発して1時間20分で着きました。

ここでリュックをおろして、朝ごはんタイム。昨夜買っておいたおにぎりと、アクエリアスで腹ごしらえ。この後、長い登り坂なので、力をつけなくちゃ。

わさび平小屋のトイレも利用しましたが、こちらは1回の使用料が200円でした。北アルプスのトイレは200円が主流みたいです。

わさび平小屋
わさび平小屋。早朝ですが、人がたくさんいました。

わさび平小屋
スイカがまるまる1個、水の中に浮かんでます。

わさび平小屋
缶チューハイ、ビール?隙間なく並んでいる姿が圧巻。

わさび平小屋
ラムネもこんなにいっぱい。

わさび平小屋
ここでおにぎりとアクエリアスで朝ごはんにします。


8時15分、再び歩き始めます。重たい荷物に不安を感じつつも歩きつつ、空を見上げてみれば、雲が切れて青空が広がってきていました。雨は完全にあがり、この後の天気が期待できそう。晴れに元気をもらって、小池新道へと歩を進めます。

わさび平小屋
青空が見えてきた

わさび平小屋
あじさいがたくさん咲いている。

わさび平小屋
前方に登っていく山が見えてきた…まだまだ先は長い。
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蒸し暑くてバテバテ!小池新道を登って鏡平へ

わさび小屋から歩いて20分ぐらいで、小池新道の入り口に到着しました。
ここからが本格的な登山開始です。

小池新道
小池新道入り口。よし、登るぞ!と気合を入れる


歩き始めてすぐに、足元にはゴロゴロとした岩が重なった上り坂になります。重たいテント装備のリュックを背負っていると、こういう足元が不安定な場所が歩きにくい。慎重にゆっくりと進みました。

沢横の登道のためか、しばらくこのような岩道が続きます。
登っている最中に日差しもでてきて、どんどん暑くなってきました。

小池新道
岩がごろごろした登山道。歩きにくい。

小池新道
涸れ沢が多い。

小池新道
涸れ沢を渡る橋。

小池新道
岩の道は続きます。

小池新道
山の上に青空が広がって、快晴になってきました。
その分、暑い…

小池新道
秩父沢到着


9時半前、わさび小屋から1時間程度で「秩父沢」に到着しました。涸沢ではなく、水の流れる涼しい場所です。
日差しが強くなってきて、蒸し暑くなってきたので、ここで水が流れる様を見るのは本当に気持ちいい。
多くの登山客がここで一休みしていました。

私もここでリュックをおろして一休み。暑くて持ってきた水をかなり飲んでしまいました。いつも1.5リットルで足りるのですが、すでに残り1リットルを切っている…本当に暑い登り道でした。

小池新道
登山客いっぱい。沢で休んで、少し涼しい気分になります。

小池新道
水が涼しげ!ここまでの暑さを忘れさせてくれる。

小池新道
遠くの山の上に広がっていく青空

小池新道
沢を渡って進みます。


 9時45分には再びリュックを担いで、鏡平へと登りはじめました。木と草に覆われた狭い道を登り続けます。風もなく、雨上がりの地面から立ち上る湿気が暑さに拍車をかけ、ムシムシとした山にあるまじき湿度の中を歩いていると、かなりダメージ。荷物も重いし、思ったよりスピードが出ません。

 登っている途中から心臓がバクバクしてきて、どうやら軽い熱中症になったようです。水の残量が不安で、あまり水を飲まなかったせいかもしれません。途中、木の陰で少し多めに水を飲んでいたら、「水が最高に美味しいよね!」と、登山客から声をかけられました。本当に水が美味しい…そして、もっと水を汲んでくればよかった…笠ヶ岳登山口には、あんなに水が流れていたのに…と、ちょっと後悔。

30分ごとに休憩をし、水を200mlぐらい飲むようにして秩父沢からシシゥドヶ原まで登っていきました。この1時間ちょっとの行程が本当にきつかった…。いつになくバテバテです。

小池新道
天気がよくなって、本当に暑いです。

小池新道
涸れ沢でここは水がありません。

小池新道
日の照りつける中を歩く。どこも暑い…


10時50分にシシゥドヶ原に到着しました。ここにはベンチがあって、たくさんの人がここで休憩していました。ここから鏡平までおよそ1時間。水の残りはあと500ml。なんとか鏡平まで飲み水は持ちそうです。

また、ここまでくると標高が2000mぐらいになるのか、少しだけ空気が冷たくなってきたような気がします…。これで頑張れる…。

小池新道
ここでも沢山の人が一休みしています。
小池新道
リュックをおいて一休み。

ゆっくり休憩して、力を蓄えなおしてから、再び歩き始めました。
鏡平までへの最後の登りです。水をたくさん飲んだせいか、熱中症の症状は収まってきました。鏡平でかき氷を食べることを目標にあと1時間登っていきます。

小池新道
石畳の登山道。まだ暑いです。

小池新道
途中木道がある場所が。公園みたい。

小池新道
鏡平まであと500m!きたーっ

小池新道
この木陰で栄養ゼリーを飲んで、少し休憩しました。
小池新道
ここを登り切ると、鏡平の木道が見えます

鏡平山荘の冷たいかき氷と弓折乗越へ登り

12時前に鏡平の池のテラスに到着しました。テントを背負っているし、暑くて休憩しまくったためか、しっかり5時間半コースタイム通りの時間がかかりました。

着いたときは雲が多くて、残念ながらここから槍ヶ岳や穂高は見えません。雲がなければこの池に映る逆さ槍が見えたのですが…(昨年の秋の、笠ヶ岳の下山時には見えました。そのときのブログはこちら

鏡平山荘
雲が多くて、槍ヶ岳も穂高も見えませんでした…

鏡平山荘
ちょっとわびしい感じ。

池の前のテラスから鏡平山荘の方へ進んでみると、ここでも沢山の人が休憩しています。さすがお盆シーズン。人が多い!

荷物を置いて、何はともあれ、水分がほしい!ということでかき氷を購入しました。
いちご、メロン、レモン、ブルーハワイ、みぞれは600円。宇治金時は800円。
もう、ここまで来たご褒美だ!と、800円の宇治金時を頼みます。

ここまで汗をかいた体に冷たい氷は最高…。冷たいものに弱くて、普段はかき氷が1杯食べられない私ですが、ここでは全部食べちゃった…。喉が乾いていたんだなぁ。

鏡平山荘
鏡平山荘。右側の窓のところでかき氷や軽食を頼みます。

鏡平山荘
かき氷としては完璧なラインナップ。練乳もかけれます。

鏡平山荘
宇治金時のかき氷。緑で映える?! 山小屋でのかき氷、最高ですね。

鏡平山荘
いただきます〜!


鏡平山荘はきれいな小屋で、Tシャツや手ぬぐいなどもグッズもたくさん販売しています。
お水は500ml100円で買えますし、自動販売機もあったので、私はここでポカリスエットを500円で購入。水は1リットル購入しました。ここから双六山荘まで3時間ほどありますし、また水がなくなる不安がないように今回はガッツリ用意。

トイレも200円で利用できます。すごくきれいなトイレでした。

鏡平山荘
山荘の受付。キレイです。グッズも充実。

鏡平山荘
お水はここから汲みます。500mlで100円です。

鏡平山荘
トイレは200円。トイレはキレイです。


かき氷を食べていると、鏡平の上にも一気に青空が広がってきて、北アルプスの山の稜線がしっかり見えてきました。いい天気!このまま明日も晴れてほしいのですが…天気予報では明日以降は台風の影響もあって悪天候の予想でした。

鏡平山荘
一気に青空が広がって山がくっきり見えます。

かき氷も食べて、水もたっぷり仕入れて、今日の宿となる双六山荘まで、もう1回スタートを切ります。
鏡平では曇っていた空ですが、歩いているときは晴れたので、また暑い中を弓折乗越まで登っていくことになりました。

鏡平山荘
鏡平山荘を出発
鏡平山荘
振り返ると鏡平山荘が池の前に建っている

鏡平山荘から弓折乗越へ
さて、登りますよ〜。


草木の生い茂った道をえいこらっと登っていくと、徐々に山の高さが自分の目線に近づいてきました。槍ヶ岳の穂先には雲がかかっていて見えないけど…槍ヶ岳〜穂高の山並みがくっきりと見えてきました。

鏡平山荘から弓折乗越へ
向かい側の槍ヶ岳が少しずつ見えてきました。
鏡平山荘から弓折乗越へ
上り坂はこんな感じが続く。

鏡平山荘から弓折乗越へ
山のラインがキレイに見える。晴れました〜。

鏡平山荘から弓折乗越へ
槍の穂先から雲がぬけた瞬間を激写!
下のほうには先程までいた鏡平山荘が見える。

鏡平山荘から弓折乗越へ
やっとここで半分、登って来ました。

鏡平山荘から弓折乗越へ
弓折乗越(分岐)まではまだまだ登ります。

鏡平山荘から弓折乗越へ
日差しが暑い。でも湿気はないので風が吹けば涼しい。
鏡平山荘から弓折乗越へ
槍ヶ岳が美しく屹立している

鏡平山荘から弓折乗越へ
弓折乗越まであとちょっと。
鏡平山荘から弓折乗越へ
最後の急登。よいしょっと。


鏡平を出発して1時間、13時45分に弓折乗越に到着しました。
天気は晴れ、山にかかっていた雲もだいぶとれて、槍ヶ岳・穂高を望む大パノラマが広がっています。

風も心地よく、空気も涼しくなってきたので、ここでランチタイム。
でも、ずっと暑い中登ってきたので食欲がなく、カロリーメイトをちょっと食べたけどボソボソして喉を通らない。結局、栄養ゼリーとポカリスエットだけでランチを終了しました。まあ、この絶景がお昼ごはんですね。見ているだけで元気が出ます。

鏡平山荘から弓折乗越へ
弓折乗越から見る槍ヶ岳。絶景です。

鏡平山荘から弓折乗越へ
槍ヶ岳から大キレット

弓折乗越から双六山荘へ絶景の尾根道

弓折乗越で休憩した後、双六山荘へ向けて最後の1時間ちょっとを歩いていきます。
弓折乗越からは数十メートル登り、その後は尾根道を進みます。ここからが絶景の連続の道。登山の醍醐味を感じられる素敵な登山道でした。

弓折乗越から双六小屋へ
少し急な坂を登ります。

弓折乗越から双六小屋へ
足元には色とりどりの花が咲いています

弓折乗越から双六小屋へ
あとは尾根沿いをアップダウンしながら双六山荘へ

弓折乗越から双六小屋へ
双六岳の方角。緑の山並みがキレイです。

弓折乗越から双六小屋へ
真正面、遠くに鷲羽岳が見えてきた!

弓折乗越から双六小屋へ
雪渓が残っている。

弓折乗越から双六小屋へ
双六山荘へあと2km

弓折乗越から双六小屋へ
花見平。黄色の花畑の向こうに山が見える景色が綺麗。

弓折乗越から双六小屋へ
花見平を貫く木道。ここを通って双六岳へ

弓折乗越から双六小屋へ
弓折乗越から双六小屋へ
途中池があります。
水面に映る青空と雲がいい感じです。

弓折乗越から双六小屋へ
歩いていて気持ち良い、緑と青空の道です。

弓折乗越から双六小屋へ
小さい子をつれたファミリーが歩いてる。
がんばるなー、えらいなー。

弓折乗越から双六小屋へ
鷲羽岳が近づいてきました。赤い屋根の山荘が見えた!

前方に赤い屋根の小屋が見えました。もうすぐ双六小屋だ!意外と近いじゃないかーと思っていたら、ここからが長かった…。いくつかアップダウンを超えるたびに、長時間背負っていたテントが一層重く感じ、足取りが鈍くなってきました。さすがに、朝におにぎり1つを朝食べたきり、ほとんど水分しかとっていないので、少しシャリバテしたようです。双六山荘までの1時間が、かなりツラく感じました。

弓折乗越から双六小屋へ
緑の斜面と、その向こうの鷲羽岳の絶景。

しんどいなーと思いながら歩いていると、緑の斜面の向こうに一層大きくなった鷲羽岳と、赤い屋根の双六小屋が見える絶景が目に入りました。
すごい、キレイ!感動の景色です。この景色に元気をもらって、双六山荘までゆるい斜面を下りていきます。

弓折乗越から双六小屋へ
この緑に包まれた道を歩くのは最高に楽しい。

弓折乗越から双六小屋へ
足元は大きな岩場。歩きにくい。疲れているけど…景色がきれいなので、がんばります。

弓折乗越から双六小屋へ
テント場も見えてきました。素敵なテント場です。

弓折乗越から双六小屋へ
双六小屋の前の道は木道が敷いてありました。

双六小屋
やっと双六小屋に到着です。
リュック重たいし、本当に疲れた…。

双六山荘で親子丼のテントご飯

15時半、双六山荘に到着して、テントの受付をします。テントは1泊2000円。
お水は小屋の横にある水道から汲めます。トイレも外に別棟であるので、テント泊の人には使いやすいです。

双六小屋から見る鷲羽岳
双六小屋の正面から見る鷲羽岳の勇壮。かっこいい山だなー。

双六小屋
双六小屋。ここでテントの受付をします。

双六小屋
小屋の前のテーブルでみんなくつろいでいる。

双六小屋
緑の山の麓にある赤い小屋。何に使っているのかな?

双六小屋テント場
双六小屋のテント場はこんなかんじ。
山々に囲まれて、池がある雰囲気いいテント場。

双六小屋テント泊
テントを張り終えました。


受付が終わってテントを張ったところで、なんだがすごく疲れてしまって、テントの中で横になりました。ちょっと頭がふらふらしてお腹が減ってきたので、持ってきた大福を食べて一気に糖質を取得、エネルギーを補給します。
その後テント中でしばらく寝ていたら、元気が回復してきました。

ここまでの道中でスマホに入れていた山のアプリがうまく起動しなくなってしまい、山の地図が見れなくなっていました。別のアプリの地図をダウンロードしようと思い、携帯電話の電波が入るところを探しに行くことにしました。

双六小屋の人に聞いたら、双六岳方面に少し登っていくとdocomoの電波なら入るよと言われて、再び山登り…。10分ほど登った所でスマホを見てみると、アンテナが2本たっていました。かなり時間はかかりましたが、なんとか地図のダウンロードに成功。普段はアプリを使って地図と自分の位置を確認していたので、アプリが動かないと不安になります。これで登山を無事に続けられそうです!

双六小屋
双六小屋を見下ろすこの位置でdocomoの電波が入りました。

双六小屋からみる鷲羽岳
双六小屋からみる鷲羽岳
陽がくれつつある中での鷲羽岳。
山の説明プレートを見つつ山の名前を確認


18時近くになったので、ご飯の準備をすることにしました。
風が強かったので、テントに入ったまま、テント前でガスを炊いてご飯を作ります。

まず、お湯を沸かしてアルファ米のパックに入れて15分待ちます。
湧いたお湯の残りでコーヒーを入れて、さらに残りのお湯で持ってきたアスパラガスを茹でます。
アスパラガスは塩コショウでシンプルに味付け。パックのワインも持ってきたので、ワインのつまみでアスパラとチーズを頂きます。

テント泊ご飯
まずアスパラガスで前菜w

テント泊ご飯
パックのワインが軽いし、ゴミも少なくいい。、

ワインを飲みながら、本日のメインの「親子丼」を作ります。
材料はタレの焼き鳥(缶詰から出して小さいジップロックに入れて持ってきました)、卵、乾燥わけぎ、たらこパスタソースに一緒に入っていたノリ…だけです。
まず焼き鳥を温めて、そこに卵を投入。焦げ付きやすいので弱火で温めて半熟状態にします。

テント泊ご飯
テント泊ご飯
弱火で温めて卵は半熟に


お湯を入れておいたアルファ米も出来上がったので器によそって、その上に半熟卵と焼鳥をかけます。トッピングでノリと乾燥ワケギを散らして、親子丼のできあがりです。
簡単ですが見栄えもよく、美味しかった〜。おすすめのテント泊メニューですよ。

テント泊ご飯
親子丼。半熟卵がいい感じ〜。美味しい!


さて、夜もふけてきたので、寝る準備をします。
宵闇に浮かび上がる鷲羽岳もすごく素敵。夜に沈んでいくテント場も、静かでとても落ち着く風景です。

双六小屋から見る鷲羽岳
双六小屋テント場
双六小屋テント場


ただ、この日は台風が近づいていたため風が強くて、フライが一晩中風に煽られて、ビタビタと音を立てていました。なので、フライが飛んでいく夢を見ては、夜中何回か目を覚ましてしまいました…w

良いテント場でしたが、山の谷間にあって景色もよいため、風は強いみたいです。
明日は三俣山荘まで移動して、天気次第で行く山を決めます。