今年のテント泊は憧れの雲ノ平へ。絶景の星空を眺めたいと勢い込んで北アルプスを目指します。でも初めての4日間の縦走。初日からくるぶしが痛いし、荷物も重たいし…どうなることやら?
全行程:
【1日目】夜行バス泊→折立→太郎平小屋→薬師峠キャンプ場
【2日目】薬師峠キャンプ場→薬師沢小屋→雲ノ平山荘→雲ノ平キャンプ場
【3日目】雲ノ平キャンプ場→祖父岳→三俣山荘→双六小屋(雨で小屋泊)
【4日目】双六小屋→鏡平山荘→わさび平小屋→新穂高温泉
1日目行程:
往路アクセス:新宿→[夜行バス]→折立(5:30)
行程:折立登山口(7:30スタート)→三角点1870m地点(9:15)→五光岩ベンチ(11:15)→太郎平小屋(12:15)→[休憩]→薬師峠キャンプ場(13:10) テント泊
折立から太郎平小屋
前日夜に新宿から折立までの夜行直行バスに乗って、朝5:30に折立に到着。うっかりリクラニングを忘れて寝ていたので、やたら体が痛かったのですが、15kgはあるテント装備を担いで、雲ノ平経由の新穂高への縦走、3泊4日の旅の開始です。太郎坂を登って、薬師岳の麓の薬師峠キャンプ場が今日の目的地。
最初は木陰を登ります。朝7時ですが、太陽の日差しが強く、風は微風。
今日も暑い登山になりそうです。
▲立派な木の根っこ。足をとられないように気をつけて登ります。
▲太郎平まで4.2kmって書いてあります。まだまだです…
▲道の途中にベンチが置いてあって、休憩しながら景色を楽しむことができます。
▲岩場ってほどではないけど、こんな道もちょっとあったりします。
森林地帯を抜けると、見晴らしの良い山歩きになります。
青空と緑とニッコウキスゲの黄色が綺麗!今日は実にいい天気です。
五光岩ベンチのあたりまでくると、太郎平小屋まであと1時間半ぐらいです。遮るものもなく太陽の光が降り注いではいますが、気温は低く、時折風が吹いて気持ち良い天候です。緑の丘の向こうに見える山の稜線が美しい。
ようやく薬師岳が雲の間から顔を出しました。
うーん…結構…高い…気力があったら今日行こうと思ってたのですが、ちょっと難しそうです。
太郎平小屋に到着しました。
15kgのテント泊荷物を担いで登るのは、なかなか大変で、かなり遠く感じました。
キャンプ場まではあと20分ほどですが、ここで少し休憩します。太郎平小屋は生ビールも売っています。私はフルーツ缶を購入して、おやつタイム。フルーツがみずみずしくて美味しい〜。
太郎平小屋から薬師峠キャンプ場へ
太郎平小屋で休憩をして、今日のテント場の薬師峠キャンプ場へ向かいます。小屋から離れているのが残念ですが、道の景色は最高!
薬師岳が前方に、左手にはテーブルマウンテンの雲ノ平と、その向こうに水晶岳や鷲羽岳が見えます。雲ノ平を初めて見ましたが、本当に台形の大地で、名前の由来を理解しました。
キャンプ場は峠と言うだけあって、少し下った山間にあります。
13時過ぎに、薬師峠のキャンプ場に到着しました。連泊をしている人なのか、すでにテントが何張か建っています。
キャンプ場の横には管理棟があり太郎平小屋の人が出張しているため、幕営料はここで払います。
お酒やジュースも水で冷して売ってくれますので、小屋から離れていはいますが便利
▲管理棟
▲水はものすごく豊か。持ってた野菜や肉をここで冷やして、夕食に備えます。
結局、テントを運ぶのに背一杯、体力を使い果たしたので、薬師岳に登るのを諦めました。なので午後はテントで昼寝。でもテントの中は太陽の光で暑くてそれほど寝れるものではありません。結局外に出て、暗くなり始める前には夕食の支度をはじめました。テント泊の醍醐味のご飯タイムです!
▲マグロのステーキとサラダ
▲自分の中では定番のアヒージョ
▲アスパラとソーセージにとろけるチーズかけ
ご飯をたっぷり食べて、いつものホットワインでほろ酔いになって本日の行程は終了。テント場からの夕焼けはこんな感じでした。明日も晴れるといいなー。
>>北アルプステント泊2日目 薬師峠キャンプ場〜雲ノ平へ続く
<北アルプステント泊4日間縦走山旅リンク>
【1日目】 折立〜薬師峠キャンプ場はこちら
【2日目】 薬師峠キャンプ場〜雲ノ平はこちら
【3日目】 雲ノ平〜双六小屋はこちら
【4日目】 双六小屋〜新穂高温泉はこちら