越前大野で美味しい湧き水をくみ、民宿で朝ごはんをお弁当にしてもらって、車で荒島岳へ向かいます。今回のルートは最短で登れるカドハラスキー場跡から登るコース。山の上に雲がたちこめていて、どうやら曇りの登山になりそうです。
【荒島岳】
標高:1523m、福井県、日本百名山
晴れていれば白山まで見渡せる。百名山の中でも低山なので8月に登るのは少々暑かったです。樹氷が見ることができるので、雪山登山も多いそう。
【登山レベル】
中級:★★★☆☆ カドハラスキー場からのコースはピストンで往復6時間弱と最短なのですが、標高差が1200mほどありますので傾斜はハードです、鎖や岩登りのゾーンもあります。日帰りですが中級にしました。
【全行程】
往路:羽田空港→小松空港
1日目:【夏の白山・荒島岳 Day1】猛暑の登山と白山室堂の絶景
2日目:【夏の白山・荒島岳 Day2】霧の白山山頂と花咲く観光新道
3日目:越前大野→[レンタカー]→カドハラスキー場
カドハラスキー場→元リフト終点→分岐→中荒島岳→荒島岳→中荒島岳→分岐→元リフト終点→カドハラスキー場→温泉→小松空港
復路:小松空港→羽田空港
旧スキー場から登山口まで
朝5時に宿を出発して、カドハラスキー場跡に6時前に着きました。駐車場には車がちらほら。天気は曇り時々晴れですが、山のほうは白い雲に覆われています。
6時に登山を開始。スキー場跡の整備された道を歩いて山の方へ進みます。スキー場なので結構な斜度があり、通常の歩道にはないような急な上り坂を上っていきます。
駐車場からゲレンデ横を通って登山口まで50分程度。8月の朝6時で風もなかったので最初から汗だくです。
登山口からシャクナゲ平へ
カドハラスキー場跡からのルートは最短ですが、山頂まで1300m登りますので、急な上り坂が続きます。標高1000mぐらいまでは風もない樹林帯を通り、しばらくは暑さとの戦いです。
標高1000mぐらいになってくると、ようやく風が通り始めました。少し休憩して涼み、力を蓄えます。荒島岳の急な上り坂は、容赦なく続きます。登っても登っても坂ばかりだ…
シャクナゲ平から中荒島岳へ
8時にシャクナゲ平に到着しました。ここまでの道のりは樹林帯で景色も何もなく、このシャクナゲ平も展望があるわけではありません。
ここから更に荒島岳山頂に向けて、今までよりも急な上り坂を登っていきます。
ようやく展望が開けたのですが、残念ながら見えるのは雲ばかり…でも、日差しはなく涼しくなって歩きやすくはあります。
中荒島岳から荒島岳山頂へ
中荒島岳についたのは8時50分。あたりは雲に覆われて何も見えません。ここから荒島岳山頂へは急坂と笹に覆われた道を交互に繰り返していく道です。今までよりは緩やかで、晴れていたら気持ち良い道なんだろうなと思いました。
9時、荒島岳山頂に到着しました!でもやっぱり何も見えない…白山に続き、残念ながら展望のない山頂でした。
山頂は風が強かったため体が一気に冷えました。今までの暑さは何だったんだ!というほど。慌てて下山開始。中荒島岳まで戻ってから休憩。宿で作って頂いたお弁当の朝ごはんを頂きました。
ご飯を食べた後は、ピストンで下山します。急な坂を今度は下っていって、12時前にはカドハラスキー場跡へ到着。往復6時間ぐらいの道のりでした。
山から下りたら麓は良い天気で、8月の強い日差しが照りつけていました。
登山後は近くの温泉へ寄って立ち寄り湯に入ってから、レンタカーで小松空港へ戻り、飛行機で帰路につきます。
荒島岳は休むまもなく急登の連続。暑かったし、景色もあまり見れなかったせいか、かなり疲れた山でした。今度くるときは雪山できてみたいかなと思います。晴れているといいな。