【青春18切符の旅①】関東から名古屋へ。名古屋グルメを堪能

名古屋ひつまぶし
旅・キャンプ

長い休みが取れたのと、ちょうど冬休み期間で青春18切符が発売になっている!ということで、この切符を使って京都・大阪・広島方面に旅をしてみることにしました。

旅の1日目は、名古屋。
熱海を経由して、沼津、豊橋、名古屋と6時間に及ぶ普通列車の旅でした。


【旅行日程】
1日目:自宅最寄り駅〜名古屋(18切符にて約5時間半) 名古屋泊
2日目:名古屋〜京都(18切符にて2時間10分) 京都泊
3日目:京都滞在 京都泊
4日目:京都〜尾道(18切符にて5時間42分)尾道泊
5日目:尾道〜岡山(北長瀬)※18切符利用せず 岡山(北長瀬)泊
6日目:岡山〜宇野(18切符にて1時間10分)豊島立ち寄り後、宇野〜大阪(18切符にて4時間12分) 大阪泊
7日目:大阪滞在 夜行バスにて東京方面へ

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『青春18切符』の購入

青春18切符とは、JR全線の普通電車が乗り放題で、5枚一組で12050円(2022年現在)。
5枚のチケットを5人で1日で使っても良いし、1人で5日間使ってもよいというお得な切符です。
ただし、新幹線や特急電車には乗れません。0時をまたぐと2枚めのきっぷとなりますので、23時59分までに改札を通れば1枚で丸一日、どこまでも行くことができます。
『青春』と名前がつくから10代じゃないと買えないと思っている人もいますが、どの年代でも購入可能です。
通年で販売しているわけではなく、年3回、春・夏・冬と学生のお休み期間に発売されます。(だから青春なのだろうか…)

この切符の存在は前から知っていて、学生時代からいつか行ってみようと思っていたのですが、長時間電車に乗るのが大変そう…という理由で、実は今回が初めての購入。

最初「みどりの窓口」に並んで買うもんだ…と思っていたのですが、ちゃんと自動券売機でも買えました
特急切符を売っている券売機の「おとくな切符」で「青春18切符」を選択すると、以下のような切符が券売機から出てきます。

支払の領収書とお知らせで4枚、切符は一番下の1枚だけでOK

主に必要なのが1枚だけで、ここに5つ枠があるので、その日、最初に入場した時に駅員さんから日付のはんこを押してもらって、あとはすべて有人改札で乗り降りすることになります。(自動改札が使えないのが不便だけど、レトロ感があっていいのです!)

私はこの切符を前日に購入し、翌日からの旅に備えました。

ざくっと旅の計画をたてる

今回は18切符を使って京都、大阪、岡山・広島方面へ行く…というラフな旅が目的。

私は首都圏に住んでいて、電車に乗るのは1日6時間ぐらいが限界かな、と思って移動の計画を立てます。
昔は「時刻表」で、どこでどの電車に乗り継ぐと大阪まで行ける…とか調べていたらしいのですが、ここは今どきのスマホで「特急・有料特急を使わない」設定をして、だいたい6時間以内でどこまで行けるかを調べました。

大阪までいくと9時間かかり、名古屋だと6時間程度…ということで、1日目は名古屋で1泊して美味しいものを食べることにしました。新幹線だと11000円程度、普通電車だと5500円程度かかるところを18切符だと2500円で行けるのです。

名古屋では安く宿泊できるビジネスホテルを予約。ちょうど全国旅行支援の期間で、まだ予算が残っている愛知県はホテル代が割引されて、クーポンもついてきます。

その後の日程も、行きたい場所とそこまでの乗車時間が6時間以内になるようにして、以下みたいなラフなかんじで宿を予約していきます。

2日目は京都へ。名古屋から普通電車を乗り継いで3時間程度。京都は2泊することにしました。
3日目は尾道へ。京都からは6時間程度です。
4日目は岡山へ。尾道から岡山は1時間程度。
5日目は大阪。ここで1泊。9時間電車に乗るのは時間がもったいないので、大阪からは深夜バスで首都圏へ帰ります。

あとは割とノープラン。観光がメインというよりも、旅しながら暮らすイメージで日程をくみました。

名古屋まで普通電車を乗り継ぐ

6時半、リュックとトランクを持って家を出発します。

18切符の記念すべき1枠目にはんこを押してもらい、東海道線に乗ってまずは『熱海』へ。
熱海には8時19分に到着。乗り換え時間4分で、同じく東海道線の『沼津』行きに乗り換えます。沼津までは20分程度。同じく18切符で名古屋を目指す男子学生が数名が車内にいて、「あと4時間ぐらい電車に乗るのかぁ」「旅割で名古屋で何食べようか」と話しているが聞こえました。これが本当の「青春」だわ…。

熱海に到着…旅は始まったばかり!

沼津につくとここも3分で、『豊橋』行きの東海道線に乗り換えます。この電車の乗車時間が、1番長くて3時間かかりました。静岡は雨で期待していた富士山の姿は見ることができず…でも海沿いを走っていると天気が晴れてきて、静岡って本当に横に長い県だなぁと思いました。

晴れてきたので旅気分が盛り上がる

『豊橋』は今年の夏、南アルプスに行く途中新幹線から乗り換えた駅。今年2回も来るとは思わなかったけど、今回も乗り換えだけに利用。『大垣』行きの東海道線に乗ります。…しかし、東海道線も長い路線なんだなぁ…としみじみ思いました。

豊橋駅にて始発に乗り換えて名古屋へ


さて、これが本日最後の電車です。ホテルは『金山』という駅にとっていたので、この電車で『金山』で下車。
金山に着いたのが、12時半。まさに家を出てから6時間。長い鉄道旅でした。

名古屋手前の金山駅に到着。6時間近くの移動でした

台湾まぜそばとひつまぶし

名古屋は旅の中継点なので、どこか観光…というよりも、名古屋メシを食べて、のんびりしました。


ランチホテルの近くにあった、『麺屋はなび』で「台湾まぜそば」を食べます。
台湾ラーメンは以前食べたことがあって、熱くて辛くて、食べれなかった記憶があり、まぜそばなら行けるだろう…と思ってチャレンジ。いくつかバリエーションがありましたが、スタンダードな「台湾まぜそば 950円」を頼みました。

しばらく待つと、彩りよく綺麗に盛られた汁なしのラーメンが出てきました。
これを最初からぐちゃぐちゃに混ぜていただきます。

はなびというお店で「台湾まぜそば」を頂きました。

食べると卵と醤油ベースのしっかりした味に、魚粉と海苔が磯の香りをプラスし、最後に唐辛子の辛さがガツンときます。予想通りの味で満足だったけど、やっぱり辛い…途中から汗が流れてきましたが、テーブルにあった「昆布酢」を入れて味を緩和させながら、最後まで完食しました!

お店の人に「追い飯、入れますか?」と聞かれたのですが、どうやら残ったタレに白いご飯を混ぜて食べるみたい。美味しそうだったけど、普通量の麺を食べたので、お腹いっぱいで遠慮しました。

具をまぜまぜして頂きます。辛くてやみつきになる味。

名古屋では自分の行っているスポーツジムのFeelCycleを利用して、食べて座っているだけの1日に運動をプラス。ようやくお腹も空いてきたので、愛知旅割クーポンを使って、ひつまぶしを食べに行きました。

名古屋の夜は光で眩しい

クーポンが使えるひつまぶし店を探したところ、名駅の近くにある、大名古屋ビルの『ひつまぶし備長』がヒット。こちら、東京にも出店しているお店です。以前名古屋に来たとき、ひつまぶしの店が大行列だったので、並ぶの覚悟と思っていたのですが、平日だったからか待ちは1組だけ。意外にすんなり入れました。

クーポンがあるから、リッチに「上ひつまぶし 4800円」を注文。お吸い物も、肝吸い(+180円)に変更しましたよ〜w

運ばれてきたひつまぶしのこのたっぷり感。せっかく食べるなら、ひつまぶしはやっぱり「上」かなぁ。

リッチに上ひつまぶしを頂きます!

関東の「ふっくら蒸す」鰻と違って、名古屋の「カリッと表面を焼く」ひつまぶしが大好き。
カリッとした表面とふわっとした中身の鰻を堪能します。タレもおいし〜。ご飯もおいし〜。

立派なうなぎ。つやつやしている!

ひつまぶしは最初はそのまま、次に薬味と一緒、最後にお出汁で茶漬けにしていただきます。
高級なうなぎを茶漬けにして食べるのは勿体ないのですが、私はこの茶漬けの食べ方が一番好き。
うなぎの脂をしつこくなく、サラサラといただけるし、味がしみてて美味しいのです。

ご飯のあとはホテルに戻って、明日の京都までの長旅に備えます。
ホテルは「Confort Hotel」というビジネスホテル。金山駅のすぐ近くにあります。

旅割を利用したので、ちょっとお得に泊まれました。
シングルですが、部屋は広く手荷物を悠々と広げることができました。

駅前にそそり立つビルの上にあります。

シングルですが、部屋は広かったです。

電車賃を節約して、ご飯をリッチに楽しめた名古屋。
18切符の旅1日目は、長い乗車だったけど、グルメで満足できましたw