今日はそのまま京都に滞在するため、青春18切符旅はしばしお休み。
のんびり美味しいものを食べて、京都観光を楽しみます。
【旅行日程】
1日目:自宅最寄り駅〜名古屋(18切符にて約5時間半) 名古屋泊
2日目:名古屋〜京都(18切符にて2時間10分) 京都泊
3日目:京都滞在 京都泊
4日目:京都〜尾道(18切符にて5時間42分)尾道泊
5日目:尾道〜岡山(北長瀬)※18切符利用せず 岡山(北長瀬)泊
6日目:岡山〜宇野(18切符にて1時間10分)豊島立ち寄り後、宇野〜大阪(18切符にて4時間12分) 大阪泊
7日目:大阪滞在 夜行バスにて東京方面へ
「ぎをん小森」で高級わらびもちを食す
今日は移動がないので、朝はのんびり寝坊して、昼前から行動開始しました。
三条から祇園まで鴨川沿いをふらふらと歩いて、休日に行くとものすごく行列している甘味屋さん「ぎをん小森」を目指します。
ホテルのある三条からゆっくり歩いて15分程度。三条と祇園は近いです。
川の流れる祇園の裏道、白河筋を歩いて古民家のカフェ「ぎをん小森」に到着しました。
以前来たときは、人が行列を作って待っていたのに、平日の今日はガラガラ。
部屋に通されたら、お客様はソロの女性ばかりでしたw
メニューをながめてしばし思案…。
食べたかったのはインスタにもよく上がっている「抹茶わらびもち」…なんですが、お値段がなかなか立派。
「お抹茶と抹茶わらびもち」にすると1800円で、なんと昨日食べた抹茶パフェを上回る価格…。
すごいな・・・インスタに投稿する世の若者はみんなこの値段を払っているのか…お金持ちだわぁ。
寒いからぜんざいもいいなぁ…パフェも魅力的だなぁと、メニュー上で目線をうろうろさせること5分以上。
結局、18切符で交通費安くしているし、社会人だし、せっかく「ぎをん小森」に来たんだし。
清水の舞台から飛び降りる(?)みたいな気持ちで、注文しました。
「お抹茶と抹茶わらびもち 1800円」(何度も言うけど…)
BGMがなく、ソロの女子ばかりで会話もない静かな客室で、息を潜めて待つこと10分弱。
「お抹茶と抹茶わらびもち」が運ばれてきました。
ものすごく大きいぷるんぷるんのわらびもちが7つ。抹茶がふんだんにかかっています。
濃厚な黒蜜と、お上品なお抹茶が添えられた、高級な京都のお茶セット。
見た目は十分麗しい。
何よりも、抹茶わらびもちが、今までの人生で遭遇したわらびもちの中で最大かつ最重量。
黒蜜をかけて、抹茶わらびもちを頂きます。
箸でわらびもちを持ち上げると、そのなめらかさと重さで落ちていきそうになるほど。
その食感は、まさにぷるぷる…でもすっと溶けちゃうような口当たり…いやぁ、本当に高級なわらびもちってこういうものなんですね。今ままで食べていたわらびもちは偽物でした…ごめんなさいw
黒蜜も上品ながらも濃厚、高級感があって、そんじょそこらの黒蜜とは違います。
やっぱり一流の和菓子だからこそのお値段で、みんな行列を作って食べに来るのですね。
わらび餅は食べ応えがあって、このセットでかなりお腹いっぱいになりました。
味もボリュームも大満足の「ぎをん小森」のわらびもち。おすすめです。
お抹茶を最後にゆっくり味わって、静かで充実した時間を堪能して、お店を後にしました。
お店のすぐ近くの川沿いで美しい紅葉に出会いました。
うーん、京都って感じで、やっぱり好きな街だ。
錦市場のだし巻きたまごと平安神宮
わらびもちのお店を出た後は錦市場まで戻りました。
錦市場では、来るたびに分厚いだし巻たまごのサンドイッチを購入します。
京の出汁が香る大きなだし巻きたまごが、食パンにサンドされて、手軽に簡単に食べられるのです。
意外にパンとあっていて美味しい。
今回も夕ご飯用に購入。
午後は、特にお詣りにいくでもなく、ふらふら歩いて京都の町を散策しました。
気づいたら平安神宮に到着。修学旅行で来て集合写真撮ったなぁ〜と思い出していたら、やっぱり修学旅行生が集まって集合写真を撮っていました。それは今も昔も変わらないみたい。
そのまま南禅寺方面に、当てもなく歩いていくと、近くにカレーうどんが有名な「日の出うどん」というお店があるそうなので寄ってみることに…。
行ってみたらびっくり、まさかの大行列。ほぼ海外からの観光客です。
60分以上待つというので、今回は諦めました…。
でも気になる…次回は行ってみたい。
こうなると麺類が食べたくなってしまい、色々調べていたら祇園に「ラーメン錦」という古民家ラーメン屋があるとgoogle mapさんが教えてくれたので、午前中に行った祇園に戻ることにしました。
白川通から京都動物園の横を抜けて、川沿いに歩いていくと、時代劇で見かけるような、昔の面影が残る場所に出ました。おそらくは荷物運びにでも使ったのであろう水路で、両脇に緑の柳が並んでいます。
石でできたシンプルな一本橋がかかっていて、渡ることができます。
京都は何回も来ていたのですが、ここを歩くのは初めて。
観光客も少なく、爽やかで気持ちのよい川辺でした。
京都の「鯛だし塩ラーメン」
「ラーメン錦」は、祇園の町家にあります。
和の外観に「ラーメン」と提灯がかかっているだけで、中は覗けないし、ちょっと敷居が高い感じ。
戸を開けて入ってみたら、意外なことにファンキーな音楽がかかっていて、カウンターに2人お客様がいました。
席はカウンターのみで、カウンターの向こうで店主が一人でラーメンを作っています。
メニューを見ていると、鯛出汁の「塩ラーメン」がイチオシらしい…。
迷った挙げ句、やっぱり最初はスタンダードがいいよなぁ…と思って、それを注文しました。
一人で麺を茹でたり、具を炙ったりと、店主は忙しい。
でも、彼の湯切りの動きが美しく、その姿に魅了されつつ、出来上がりを待ちました。
10分弱待って、出てきたラーメンが、本当にお上品。
透き通ったスープに、炙った鯛と、薄いピンク色の鶏チャーシューとネギ…
ラーメンというよりお蕎麦みたいな和の風情。
早速、いただきます。
京都の塩ラーメンだから味が薄いかなと…思ったけど、鯛の出汁がしっかりしてて濃い味。
塩ラーメンといえども、コクがあって満足できるスープです。
細麺も丁度いい硬さ。お蕎麦とラーメンの中間ぐらいのさっぱり感でツルツルいただける。
鶏胸肉チャーシューも柔らかく、淡白ながらもしっかり味があり、焼いた鯛もいい香りづけに。
期待以上においしかった!!
お汁もほとんど飲めちゃう。食べ歩きで疲れた胃袋に優しいラーメンでした。
明日は早朝から尾道に移動します。
天気予報を見たところ、明後日は雨だったので、明日しまなみ海道サイクリングに予定変更…
ほぼ始発の出発なので、早めにホテルに戻って明日に備えます!