【青春18切符の旅③】京都で食三昧。抹茶わらびもちと鯛塩ラーメン

ぎをん小森
旅・キャンプ

今日はそのまま京都に滞在するため、青春18切符旅はしばしお休み。
のんびり美味しいものを食べて、京都観光を楽しみます。

【旅行日程】
1日目:自宅最寄り駅〜名古屋(18切符にて約5時間半) 名古屋泊
2日目:名古屋〜京都(18切符にて2時間10分) 京都泊
3日目:京都滞在 京都泊
4日目:京都〜尾道(18切符にて5時間42分)尾道泊
5日目:尾道〜岡山(北長瀬)※18切符利用せず 岡山(北長瀬)泊
6日目:岡山〜宇野(18切符にて1時間10分)豊島立ち寄り後、宇野〜大阪(18切符にて4時間12分) 大阪泊
7日目:大阪滞在 夜行バスにて東京方面へ

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「ぎをん小森」で高級わらびもちを食す

今日は移動がないので、朝はのんびり寝坊して、昼前から行動開始しました。

三条から祇園まで鴨川沿いをふらふらと歩いて、休日に行くとものすごく行列している甘味屋さん「ぎをん小森」を目指します。

鴨川沿いを歩く。いい天気

祇園の街に入ったら和装の人がたくさん。結婚式かな?

白河筋を歩く。川に映る紅葉と町家が風情がある。

ぎをん小森

ホテルのある三条からゆっくり歩いて15分程度。三条と祇園は近いです。
川の流れる祇園の裏道、白河筋を歩いて古民家のカフェ「ぎをん小森」に到着しました。

以前来たときは、人が行列を作って待っていたのに、平日の今日はガラガラ。
部屋に通されたら、お客様はソロの女性ばかりでしたw 

ぎをん小森の客室。古い日本家屋です。

ガラス戸の向こうに中庭が見えます。
ここも落ち着く…。

メニューをながめてしばし思案…。
食べたかったのはインスタにもよく上がっている「抹茶わらびもち」…なんですが、お値段がなかなか立派。
「お抹茶と抹茶わらびもち」にすると1800円で、なんと昨日食べた抹茶パフェを上回る価格…。
すごいな・・・インスタに投稿する世の若者はみんなこの値段を払っているのか…お金持ちだわぁ。

寒いからぜんざいもいいなぁ…パフェも魅力的だなぁと、メニュー上で目線をうろうろさせること5分以上。

結局、18切符で交通費安くしているし、社会人だし、せっかく「ぎをん小森」に来たんだし。
清水の舞台から飛び降りる(?)みたいな気持ちで、注文しました。
「お抹茶と抹茶わらびもち 1800円」(何度も言うけど…)

パフェのほうが、わらび餅セットより安い・・・

目移りするラインナップ


BGMがなく、ソロの女子ばかりで会話もない静かな客室で、息を潜めて待つこと10分弱。
「お抹茶と抹茶わらびもち」が運ばれてきました。

ものすごく大きいぷるんぷるんのわらびもちが7つ。抹茶がふんだんにかかっています。
濃厚な黒蜜と、お上品なお抹茶が添えられた、高級な京都のお茶セット。

見た目は十分麗しい。

何よりも、抹茶わらびもちが、今までの人生で遭遇したわらびもちの中で最大かつ最重量。

お抹茶と抹茶わらび餅

わらびもち、ものすごく大きいです。


黒蜜をかけて、抹茶わらびもちを頂きます。
箸でわらびもちを持ち上げると、そのなめらかさと重さで落ちていきそうになるほど。

その食感は、まさにぷるぷる…でもすっと溶けちゃうような口当たり…いやぁ、本当に高級なわらびもちってこういうものなんですね。今ままで食べていたわらびもちは偽物でした…ごめんなさいw

黒蜜も上品ながらも濃厚、高級感があって、そんじょそこらの黒蜜とは違います。
やっぱり一流の和菓子だからこそのお値段で、みんな行列を作って食べに来るのですね。

プルプルで大きくて重くて、箸から落ちそう・・・

人生最高のわらびもちでした


わらび餅は食べ応えがあって、このセットでかなりお腹いっぱいになりました。
味もボリュームも大満足の「ぎをん小森」のわらびもち。おすすめです。

お抹茶を最後にゆっくり味わって、静かで充実した時間を堪能して、お店を後にしました。
お店のすぐ近くの川沿いで美しい紅葉に出会いました。
うーん、京都って感じで、やっぱり好きな街だ。

錦市場のだし巻きたまごと平安神宮

わらびもちのお店を出た後は錦市場まで戻りました。
錦市場では、来るたびに分厚いだし巻たまごのサンドイッチを購入します。

京の出汁が香る大きなだし巻きたまごが、食パンにサンドされて、手軽に簡単に食べられるのです。
意外にパンとあっていて美味しい。
今回も夕ご飯用に購入。

錦市場のここでだし巻き卵サンドイッチを買います

とってもぶ厚いたまごやき




午後は、特にお詣りにいくでもなく、ふらふら歩いて京都の町を散策しました。

気づいたら平安神宮に到着。修学旅行で来て集合写真撮ったなぁ〜と思い出していたら、やっぱり修学旅行生が集まって集合写真を撮っていました。それは今も昔も変わらないみたい。

久しぶりに平安神宮にきました

平安神宮は修学旅行生が多い


そのまま南禅寺方面に、当てもなく歩いていくと、近くにカレーうどんが有名な「日の出うどん」というお店があるそうなので寄ってみることに…。
行ってみたらびっくり、まさかの大行列。ほぼ海外からの観光客です。

60分以上待つというので、今回は諦めました…。
でも気になる…次回は行ってみたい。

日の出うどん。いっぱい並んでる!



こうなると麺類が食べたくなってしまい、色々調べていたら祇園に「ラーメン錦」という古民家ラーメン屋があるとgoogle mapさんが教えてくれたので、午前中に行った祇園に戻ることにしました。

白川通から京都動物園の横を抜けて、川沿いに歩いていくと、時代劇で見かけるような、昔の面影が残る場所に出ました。おそらくは荷物運びにでも使ったのであろう水路で、両脇に緑の柳が並んでいます。
石でできたシンプルな一本橋がかかっていて、渡ることができます。

京都は何回も来ていたのですが、ここを歩くのは初めて。
観光客も少なく、爽やかで気持ちのよい川辺でした。

川の流れがきもちいい。所々にベンチもあって休憩もできます。

京都の「鯛だし塩ラーメン」

「ラーメン錦」は、祇園の町家にあります。
和の外観に「ラーメン」と提灯がかかっているだけで、中は覗けないし、ちょっと敷居が高い感じ。

戸を開けて入ってみたら、意外なことにファンキーな音楽がかかっていて、カウンターに2人お客様がいました。
席はカウンターのみで、カウンターの向こうで店主が一人でラーメンを作っています。

町家にあるラーメン店。京都らしくおしゃれです。

メニューを見ていると、鯛出汁の「塩ラーメン」がイチオシらしい…。
迷った挙げ句、やっぱり最初はスタンダードがいいよなぁ…と思って、それを注文しました。

ラーメンのほうがスイーツより安い…と思ってしまったw


一人で麺を茹でたり、具を炙ったりと、店主は忙しい。
でも、彼の湯切りの動きが美しく、その姿に魅了されつつ、出来上がりを待ちました。

10分弱待って、出てきたラーメンが、本当にお上品。
透き通ったスープに、炙った鯛と、薄いピンク色の鶏チャーシューとネギ…
ラーメンというよりお蕎麦みたいな和の風情。

透き通った出汁のラーメン。綺麗です


早速、いただきます。

京都の塩ラーメンだから味が薄いかなと…思ったけど、鯛の出汁がしっかりしてて濃い味。
塩ラーメンといえども、コクがあって満足できるスープです。

細麺も丁度いい硬さ。お蕎麦とラーメンの中間ぐらいのさっぱり感でツルツルいただける。
鶏胸肉チャーシューも柔らかく、淡白ながらもしっかり味があり、焼いた鯛もいい香りづけに。

期待以上においしかった!!
お汁もほとんど飲めちゃう。食べ歩きで疲れた胃袋に優しいラーメンでした。

シンプルですが、鯛の出汁が効いていて味はしっかりめ。

明日は早朝から尾道に移動します。
天気予報を見たところ、明後日は雨だったので、明日しまなみ海道サイクリングに予定変更…

ほぼ始発の出発なので、早めにホテルに戻って明日に備えます!