雨の登山で便利なグッズ

雨の登山

たくさん山を登っていると、晴れの日ばかりとは限りません。雨が降っているのに長い道のりを歩かなくちゃならないこともあります。
もちろん急な雨に備えてレインウエアやザックカバーは持っていくのは常ですが、レインウエアや靴、グローブも水びたしで不快、おまけに夏山なのに体が冷える…そんな雨の登山を少しでも快適にするグッズのご紹介です。

雨の日グッズリスト (★マークは必携度です)

レインウエア  :★★★
ザックカバー  :★★★
ゲイター    :★★
レイングローブ :★★
折りたたみ傘  :★★
ジップロック  :★
カイロ     :★

晴れていてもレインウエア・ザックカバーは必須

天気の変わりやすい山では、晴れの日でもレインウエアは必須です。

以前、真夏の丹沢に登った時のこと。天気予報は晴天だし、日帰りだから大丈夫とレインウエアを持たずに行ったら、天気が急変し大雨&雷に遭遇。

運良く山小屋で雨宿りができたましたが、このまま雨が止まなければ、ここで泊まるしかないか…とハラハラしていました。

結局この日は夕方には下山できたのですが。この時以降は絶対にレインウエアは持っていくようにしています。

レインウエアは雨のときだけではなく、風が強くなったときにも着ます。水を通さない材質は風にも強く、冷えを防いでくれます。

晴れていても急に雲に覆われて雨が降ることも…



雨が降ると、レインウエアを1日中ずっと着て登山することもあります。
標高が高い山や涼しい季節ならまだしも、夏の低山は 通気性の悪いレインウエアを着ていると蒸れて暑くなることも。

レインウエアも薄手、厚手があるので、私は夏用と秋・冬用で分けて使っています。

夏は持ち運びにも便利な軽量薄手のレインウエア
秋冬用は生地がしっかりしてハイネックのものを利用。これは、ちょっとした雪山にも行くことができます。(こちらの記事でレインウエアとハードシェルについて書いています

雨の日の登山は過酷です…

私の夏用のレインウエアはモンベルの「ストームクルーザー ジャケット Women’s
生地が薄くて軽いため、夏山の持ち運びに便利ですし、ウィンドブレイカーとしても使用します。ただ、生地が薄いためか、ピックジッパー(脇についているジッパー。開けることで空気をウエア内に送り温度調整ができる)は、ついていません。暑がりさんには「ピックジッパー」がついているものがおすすめです。


また、リュックを雨の侵入から守るザックカバー。こちらも必携です。
たいていリュックを買うときについてくるのですが、リュックによってはザックカバーがついていないものもあります。

その場合はリュックの大きさにあわせて、別売りのザックカバーを買います。やや大きめでOK、取り付けるときにギュッと絞れば、リュックに取り付けられます(紐はリュックに結んでおいたほうが安全)。

靴に水の侵入を防ぐー防水スプレーとゲイター

できる限り雨の日は回避するのですが、地方に遠征していたり、ツアーだったりしたら、もう日程は変えられないし、登らないわけにはいかない。キャンセルするのはお金がかかるから行くんだけど、行くたびに、雨の山は苦行でしかない!!と思うわけです。

一番不快なのは、雨が靴に侵入して、靴の中が水浸しになること。新しい靴のほうが、水をはじくとはいえ、さすが何時間も歩いていれば水は入ってくる。もちろん靴はどんどん古くなって防水力は落ちる。なので、靴にも防水スプレーをかけておきます(それでも水は入ってきますけどw)

また、雨が予想される登山は「ゲイター(スパッツともいう)」を持っていき、雨が降ったら取り付けることをおすすめします。実は自分もゲイターが面倒で全くつけない派だったのですが、これをつけるとつけなじゃ、水の侵入度合いが全く違いました。

ゲイター(スパッツ)
足首から靴の上を覆って、水の侵入を防ぎます

つけないと1〜2時間で、靴の中が水浸しになるのですが、つけた場合4時間ぐらいは快適な状況で登ることができました。(さすがに7時間以上の行程の山は、後半はもう水で靴の中がチャポチャポしてましたが…)

ゲイターは雪山でも使うことができます。本格的な12本爪のアイゼンだと引っ掛けて破ってしまいますが、軽アイゼンで行ける雪山であれば、このゲイターで十分です。(雪山のほうが雪が靴に侵入して凍ったりすると凍傷になりかねないので重要!)

雨に濡れても快適なグローブー防寒テムレス・レイングローブ

これは冬のセカンド手袋で常備しているのですが、「防寒テムレス」という業務用の手袋が、雨の日にもおすすめです。外側は防水コーティング、中側ふわふわの合成毛で素手をいれても暖かくなるスグレモノの手袋です。そして何よりも値段が安い!一双500円程度なので、買うのに惜しくありません。女性ならばSかMのサイズで良いと思います。雨の登山で冷えてきた指先が一気に暖かくなります。

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価格:1,188円
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防寒テムレスは安くて機能性は十分ですが、デザインがいまいち。見た目にこだわりたいおしゃれさん、または中が蒸れてしまうという暑がりさんには「レイングローブ」があります。防水で水が手首から入らにようにピッタリフィット、スマホをいじっても大丈夫なようにタッチパネルに対応しているものもあります。(雨のときにスマホで写真をとるたびにグローブを外さないのは便利。)ただ、登山用のグローブなので、やっぱりお値段は高めです(私は持ってないです…w)

林道や整備された樹林帯などで活躍する雨傘

登山ではレインウエアで行動し傘はささないのですが、登山口までの林道だったり、風のない樹林帯を歩くときは傘は有効です。傘をさせば、多少は雨がレインウエアに当たるのを防いでくれるので、より濡れにくくなります。バスを待っているときや、温泉への出入りでも差せるので、持っておくと何かと便利。今は軽くて小さい傘が1000円ぐらいでも売っています。

小物・衣服は防水バックかジップロックに入れる

晴れでも雨でも予備のジップロックとゴミ袋は、登山のときはいつも常備しています。突然の大雨のときに携帯電話や充電池は、ジップロック入れてリュックやサコッシュにしまったほうがより濡れずに安全です。

私は一度、iphone6(防水ではなかった)と買ったばかりの充電器を、大雨の縦走でダメにした悲しい思い出があります。こういう悲しい出来事を防ぐにはジップロックがおすすめです。

また小屋泊のときなど衣類や防寒着は基本的は防水の袋に入れておきます。入らないものはビニールのゴミ袋に包んでからリュックの中に入れればより濡れにくくなりますので、こちらも常備。

とくに雨のテント泊のとき、濡れたテントをビニールのゴミ袋に突っ込んでからリュックにしまったりします。他の荷物が濡れないし、丁寧にたたむ必要がなくて楽なのです。

念の為に夏でもカイロを持っていきます

6月に登った雨の恵那山もそうだったのですが、山頂に行くと急激に温度が下がって、夏でも寒くなります。雨でウエアが濡れてしまったら余計に冷えてしまいます。
少しでも暖かくする必要あるときは、冬に使う携帯カイロがあると便利です。小さいサイズならば持っていても重くないですし、貼るカイロを腰に貼っておくと暖がとれますよ。