利尻岳を無事に登り終え今回の旅の目的達成。翌日は利尻山登山の予備日で用意していたので、利尻島にもう1泊するのですが、トレッキングをするために礼文島に渡ることにしました。ただ、昨日と違ってお天気はあいにくの雨、海も荒天。礼文で花を楽しむトレッキングですが、どうなることやら…。
■桃岩トレッキングコース
アクセス:利尻島→[フェリー]→礼文島
行程:知床バス停(10:25)→桃岩展望台コース入り口(10:40)→灯台(11:15)→桃岩(12:40)→レブンウスユキソウ群生地(14:00)→香深フェリー乗り場(15:30)
利尻島から礼文島へ
礼文に渡るフェリーは9時20分ということで、朝はややゆっくりできました。
ペンションで朝ご飯をしっかり食べて、食後のコーヒーを堪能した後、鴛泊港へ送ってもらいます。
鴛泊港のフェリー乗り場には沢山の人がいます。7月の一番良いシーズンだから、島は旅行客、登山客でいっぱいなのです。
私達も9時20分のフェリーに乗って、礼文島を目指します。
今日は昨日とは打って変わって雨模様、海も荒れています。波が高いとフェリーが出ないかも・・・と言われていましたが、
礼文行きのフェリーは無事出発しました。
礼文島へはフェリーで35分。あっという間に到着です。
今日は、礼文でも有名なトレッキングルート「桃岩展望台コース」を歩きます。
香深のフェリー乗り場の前からバスに乗り、「北のカナリヤ」という映画のロケ地を通過し、「知床」というバスの終着駅へ。
ここが「桃岩展望コース」のスタート地点になります。
桃岩展望コースを歩く
歩き始めたときは雨も風もなく、むしろ蒸し暑いくらいでした。
曇天の中、トレッキングルートに入ってきます。山を歩くというよりは、ハイキングなのでアップダウンはそれほどありません。
しばらく周囲は背の高い草に覆われていた道を歩きますが、周囲に花はたくさん咲いていました。
歩いているうちに、どんどん霧が深くなってきて、雨もぱらついてきました。
あんなに暑かったのに、海渡る風に体も冷えてきます。
レインウエアを着込んで、歩き続けました。
灯台から先を歩いていたら見つけたのが「レブンウスユキソウ」。礼文島固有のウスユキソウだそうです。
数週間前に、早池峰山で「ハヤチネウスユキソウ」を見たので、今年はウスユキソウ三昧。
ちょうどシーズンだったようで、トレッキンルートの左右、いたるところにウスユキソウが咲いていました。
桃岩近くになってきて、また雨が小ぶりになりました。
トレッキングルートは土の道が多いので、靴に泥がついて、ちょっと重たい…
でも景色はきれいなので、楽しく歩く事ができます。
10時40分にも桃岩展望台に到着しました。運がいいことに、ちょうど霧が晴れて桃岩を見ることができました。
本当に桃みたいな形。地下のマグマが地表部に押し上げられて球状の岩の塊になったとのこと。
あの桃のてっぺんまで行ってみたい〜。
桃岩からは駐車場方面に下っていきます。海と緑の丘を望む気持ち良い道です。
晴れた日にもう1回来たいな〜。
時間が余ったのと、雨も小ぶりになったので、足をのばして「レブンウスユキソウ群生地」に行ってみました。
桃岩から1時間半、フェリー乗り場まで1時間程度の歩きにはなりますが、ちょうどウスユキソウのシーズンだったので、一見の価値はあります。
15時半に香深のフェリー乗り場に戻ってきました。
今日は利尻島に宿を取っているので、フェリーで利尻島へ戻ります。
利尻島へ戻って、ペンションでご飯
利尻島では、群林風から、レラモシリという別のペンションへ移動しました。
こちらもきれいなペンションで、部屋のシャワー以外に温泉ががあって、露天風呂が楽しめるのがとても良かった!
ご飯も海の幸中心。とくにウニの釜飯やお酒にあいそうなツマミがたくさん出て、美味しかったです。
雨の中でしたが、今日もたっぷり歩いてお疲れ…。
明日は礼文島にまたフェリーで移動し、今度は礼文島に1泊します。