青森の百名山の旅2日目も、朝から雨です。かなりの大雨の中、とりあえずレンタカーで岩木山に向かいました。
【日程】
1日目:東京→東北新幹線→新青森→(レンタカー)→八甲田山
2日目:黒石温泉→(レンタカー)→岩木山
<岩木山行程>
八合目駐車場(10:00)→岩木山山頂(11:00)→八合目駐車場(12:00)
岩木山→嶽温泉→新青森→(東北新幹線)→東京
【岩木山】
青森県、百名山、標高は1625m
青森県の最高峰で、三角錐の「津軽富士」とも呼ばれる山です。麓に岩木山神社があり、山頂には奥宮があります。八合目まで車で、八合目から山頂途中までリフトがあるので初心者でも行きやすい山です。(雨が降らなければ…)
登山レベル:★★☆☆☆(初級レベル) 車で八合目まで一気に登れます。駐車場との往復なら2時間ちょっと。麓の岩木山神社から登っていくルートもあります。
朝から雨で憂鬱な出発
朝起きてみれば、青森の空は雨模様が続いてます。朝方は雨も強くて憂鬱になるくらい。でも、宿の朝ごはんを頂いたら元気が出ました。
こんな雨でも山に登るんですか、と宿の女将さんに驚かれながら、宿を出発します。黒石温泉から1時間で岩木山の麓の嶽温泉にやってきました。前髪得ないくらいの大雨になったので、駐車場で少し雨が小降りになるのを待ちました。
30分ぐらい待ったところで少し小降りになったようです。他で雨宿りしていた登山客も出発し始めたので、私達も車で出発。晴れていれば、麓から登りたいところでしたが、この大雨ではショートカットするしかないということで、津軽岩木スカイライン(1,830円)で一気に山頂付近まで車で登ります。
スカイラインの終わりにに近づくにつれどんどん霧が深くなりました。雨も風も強くて、昨日の八甲田山で心が折れた身にはしんどい山旅になりそうです…。駐車場に着いたら、1m先も見えないくらいの悪天候…。
朝の10:00、風の強さにめげながら、駐車場の横から登山を開始します。(正直、車から出にはすごい覚悟がいりました…)行程は山頂まで1時間半ぐらいのはずです。それならば行けるだろうと心を鼓舞して登り始めました。
最初は樹林帯だったので、雨風が強く感じることがなく、思ったより楽に登ることができました。
真っ白の霧の中山頂へ
駐車場から山の途中までリフトもあったようなのですが、もちろんこの強風でやっているはずもなく。何度も冬山装備で来ればよかったと悔やみながら、真っ白な岩木山を登り続けます。(この先も写真はほぼ真っ白です)
その後は雨も風も強くて山頂まで行くまでカメラを出すことすらできず、ただひたすら登りました。
11時に山頂の岩木山神社奥宮に到着しました。1時間程度の短い行程だったので、なんとか山頂までたどり着くことができました。(もっと長い行程だったら登山を諦めていたと思います…)
2時間の登山を終えて、12時に無事、車に戻ってきました。駐車場には車が数台止まっているぐらい。正直、1回団体とすれ違ったぐらいで、他にほとんど人はいませんでした…。大雨・強風の登山はあまりおすすめはできません…。
嶽温泉の濃い温泉と、下山メシの茶そば
ピークハントはなんとか成功できたので、早く温泉で温まりたい!
車でスカイラインを降りて、嶽温泉へ戻ってきました。嶽温泉に来たら雨がやんでいて、霧も晴れていました。奇跡の晴れ間です。
冷えた体を嶽温泉の強い硫黄の匂いがするお風呂で温まります。かなり濃厚な温泉で、出た後も体がぽかぽか。
抹茶そばを頼みましたが、大きな鍋たっぷりはいった熱々のお蕎麦でした。お肉はジビエですが臭みはなく、山菜と舞茸の天ぷらも香り高くて本当に美味しかったです!
嶽温泉から新青森まで2時間ちょっと、運転して帰ります。
帰りはりんごロードを通って帰りましたが、道の両脇に赤いリンゴの実をつけた木々が街路樹のように立ち並んでいるのは、本当に可愛かったです。
途中道の駅に寄って、りんごと洋梨を買ってお土産にします。
運転中も雨が再び強くなってきて、結局、青森は悪天候で終わりました。