先週末に引き続いて東北、今度は山形までやってきました!残念なことに不意にわいた台風が持ってきた雨雲が東北を覆い、なんと2週連続、雲と霧と雨の登山となりました。とはいえ、紅葉が美しい季節だったので、彩りある風景は楽しめました。
【蔵王岳】
山形県・宮城県、百名山、最高峰は熊野岳1841m
ロープウェイで山頂近くまで一気に登れて、山歩きが楽しめるお手軽な山です。とくに御釜は有名な見どころです(今回は見れませんでしたが…)温泉地なのでお風呂も楽しめる、観光登山にはもってこいの場所です。
登山レベル:★★☆☆☆(初級)
【行程】
1日目:【往路】東京→山形駅→[バス]→蔵王温泉バス停
行程:蔵王温泉バス停→(徒歩)→蔵王山麓駅→(ロープウェイ)→樹氷高原駅→(ロープウェイ)→地蔵山頂駅→地蔵岳→熊野岳→樹氷高原駅→(ロープウェイ)→蔵王山麓駅
【復路】蔵王温泉バス停→山形駅※宿泊
2日目:大朝日岳へ
2週連続の東北、お天気はまたも曇
紅葉が見たくて山形まで遠征。2週連続の東北です。突然ふってわいた台風のために天気は一気に雨予報になってしまいましたが、行くしかない!とやってきました。1日目は蔵王山を目指します。
山形駅から蔵王温泉駅行きのバスに乗ります。45分ほど乗って、温泉地蔵王へ到着。バス停からちょっと歩いて、蔵王山麓駅へやってきました。
蔵王ロープウェイでここから一気に地蔵岳近くまで登っていきます。
地蔵山と熊野岳
途中のロープウェイで雲で視界が全くないところもあったのですが、山頂駅までくると、雲の上に出たのか、意外に視界がひらけていました。
駅を出た瞬間、真っ赤に紅葉した木々が目に飛び込んできます。緑と赤が斑になっている山様が本当に美しい。
ここから地蔵山まで10分ほど登ります。振り返ると、先程見た山の全体が見えました。緑の中にちらほらと赤やオレンジの色が散っています。
地蔵山山頂にはあっという間に到着しました。山頂は木はなく、岩がゴロゴロ転がっているだけ。晴れていれば見晴らしは良さそうでしたが、眼下には雲海が広がっていました。
ここから歩いて、蔵王山の最高峰熊野岳を目指します。稜線なので急に風が強くなりました。目指す方向を雲が覆っています。
ここで、少し面白い風景に出会いました。
風に吹かれた雲が、まるで水が流れ落ちるように、山の稜線に沿って流れていくのです。
目指す熊野岳はあの方向にあるので、この先は雲の中に入っていくわけですが、せっかく来たのでピークハントを目指して歩きます。
風が強く、寒くなってきました。
13時半に熊野岳山頂に到着しました!ここは雲の中で真っ白で何も見えません…。何も見えないので、さっさと下山を開始します。
樹氷高原駅まで、紅葉の下山道
寒くなってきたので、蔵王の温泉を楽しみに山を下ります。
歩き足りないので、樹氷高原駅まで歩いていくことにしました。熊野岳を降りてすぐ、地蔵山に戻る手前で下山道があるので、そこから下りていきます。
ここまでくると雲は晴れ、また少し視界が開けました。風は強く、大量の雲が滝のように山を流れ落ちていきます。
少し下りていくと目の前の山が赤や黄色に染まりました。紅葉の絶景です。すごい綺麗。
紅葉を楽しみながら、だいぶ下りてきました。天気は悪かったですが、紅葉の見事さは伝わりました。歩いておりてきてよかったです。
木道に入り歩いていくと、沼が点在する湿原に出ました。
いろは沼からちょっと歩くと、樹氷高原駅です。この駅のあたりは霧が立ち込めていて、再び何も見えなくなってしまいました。
15時半、温泉駅について下山終了しました。
3時間のお手軽な行程ですが、見どころもいっぱいあって楽しい山でした。
もう1回晴れたときに来て、今度は御釜もみたいなと思います。
その後は、立ち寄り温泉で体を温めて、再びバスで山形駅に戻り、山形駅近くのホテルで1泊しました。
明日はレンタカーをして早朝から大朝日岳に向かいます