【雪山登山入門編】軽アイゼンで行く北八ヶ岳・北横岳

八ヶ岳・中央アルプス

初の雪山登山。夏の白馬用に購入した軽アイゼンで行ける山ということで、八ヶ岳の「北横岳」へ行ってきました。今回は初雪山ということもあり、クラブツーリズムの「軽アイゼンレンタル付坪庭から北八ヶ岳・横岳」という雪山初心者コースのツアーに参加しました。(八王子からの往復バス、ロープウェイ、ガイド付き約15000円)

【北横岳】
長野県 標高:2480m
ロープウェイで山頂駅まで行って、そこから1時間半ぐらいで北横山頂に着きますので夏山などは初心者向け。北横岳ヒュッテや縞枯山荘など山小屋も充実。登りやすい山です。

コース】
山頂駅→北横岳ヒュッテ→北横岳南峰→北峰→北横岳ヒュッテ→坪庭→山頂駅 (トータル3時間弱)

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北八ヶ岳ロープウェイで坪庭

初めての雪山で、まだ装備が完璧ではないですが、今回の以下の夏山+αの装備で北横岳に行きます。

初めての雪山装備

・スキー用のゴーグル
・夏用のリュック(35リットル)
・インナー(ダンスキンのランニングウエア)
・フリース
・極暖レギンス(ユニクロ)
・スキー用のウール素材のスパッツ
・レインウエア上下(Gore-Tex)
・軽アイゼン(6本爪)
・夏用の登山靴(Gore-Tex)
・バスケット付きのストック
・スキー用手袋・ネックウォーマー
・毛糸の帽子
・靴下(2枚ばき)

北八ヶ岳ロープウェイにて、一気に2230mまで上がります。
スキー客と一緒で、ほとんどがスキーかスノボを持ったお客様。
山頂駅で身支度を整えて、駅から出たらアイゼンを付けます。

北横岳雪山トレッキング


天気が良く青空が見えます。
太陽を浴びるとかなり暖かく、心配していた吹雪とかはなさそう…。

北横岳雪山トレッキング

ガイドさん曰く今年は雪が全くないとのことで、いつもは真っ白な景色も、
ところどころ岩が見えていたりして、遠くの山も茶色のところが多いようです。

北横岳雪山トレッキング


坪庭の向こうに小高い山が見えます。
その向こうに北横岳があるようですが、ここからは見えません。

北横岳雪山トレッキング
北横岳雪山トレッキング

坪庭から北横岳山頂へ

坪庭の横の平坦な道を少し進むと、上り坂に差し掛かります。
少し凍っているところがあると軽アイゼンだと少し心配。
こういう時は12本爪のアイゼンが安定感抜群で、歩きやすいそうです。

北横岳雪山トレッキング

山頂駅を出発して1時間後には「北横岳ヒュッテ」に着きました。
まあ…なんと、冬なのに人の多いこと。
ヒュッテは満室という札がぶら下がっていました。

北横岳雪山トレッキング
北横岳雪山トレッキング

ここで少し休憩して、ヒュッテから15分ぐらい登ったところにある山頂を目指します。
樹林帯を抜け、山頂に近づくと風が強くなってきます。

まず北横岳の南峰に着きました。
雪不足で茶色の地面が広がっています。

南側に見える八ヶ岳。
高い山は赤岳とか天狗岳とかかな・・・?

北横岳雪山トレッキング
山頂は雪がなく土が露出しています

北側を見ると蓼科山が見えます。
蓼科もあまり雪がないみたい。

北横岳雪山トレッキング

南峰から5分も歩くと北峰です。
風が強かったけど、青空が広がっていて実にきれいです。

北横岳雪山トレッキング
北横岳雪山トレッキング

写真を撮るために手袋を外したら、あっという間に冷えてしまいます。
強い風に吹かれ5分も立っていると一気に寒くなります。やっぱり雪山ですね。

 山頂からロープウェイ駅まで下山

下山開始します。樹林帯に入ると風も感じなくなります。
下る時の方が滑りやすいので、慎重にゆっくりと下りていきます。
12本爪のアイゼンの方が言うには、安定感があり氷の上を楽に降りれるそうです。

北横岳雪山トレッキング


北横岳を降りて、坪庭を歩きます。
いつもはもっと岩は雪に埋もれているそうです。

北横岳雪山トレッキング
北横岳雪山トレッキング
北横岳雪山トレッキング

青空と雪が良い感じの1日でした。

初めての雪山でしたが、道も凍っていなかったので、そこまで苦労せず山登りができました。
雪の上を歩くとキュッキュッと音がして楽しい。
大人でもわくわくする雪の世界。夏とは違った楽しみがありました。

今後も、雪山登山にチャレンジしていきたいです。

北横岳雪山トレッキング
(大人だけど)雪に浮かれてます・・・w