2日目は天気があまり良くなかったのですが、少し歩こうということで黒百合ヒュッテを経由して渋の湯に戻りました。
【全行程】
1日目:渋の湯→高見石小屋→青苔荘(5時間半)
2日目:青苔荘→高見石小屋→中山峠→黒百合ヒュッテ→渋の湯(7時間)
青苔荘から白駒池
電気毛布があったため、暖かく寝れて熟睡。
おかげで朝は5時にはすっきり起きることができました。
青苔荘の朝ごはんです。ハムのコケ丸が可愛い!
お湯を沸かして、サーモスに入れて、暖かく着込んで…出発します。
青苔荘、こじんまりしてて、いい宿だったなー。
このアットホーム感は雪山の山小屋の魅力かもしれません。
昨日よりは天気も良く、白駒池の凍った水面上で、また写真撮影をしました。
池の広々した空間。人もいなくて開放感があります。
高見石小屋から中山展望台
池を楽しんだ後は、昨日下ってきた道を登って高見石小屋に向かいます。
昨日も少し雪が降ったようで、新雪が木々に積もっていました。
すでに誰かが登っていったようでトレースされています。
40分ぐらいで高見石小屋に着き、今日は天気も良かったので、また展望台に登ってみました。
昨日より見晴らしが良く、遠くの山も見えました。
高見石小屋からは中山峠経由で黒百合ヒュッテを目指します。
天気は上々。青空が綺麗です。
ただ・・・樹林帯の道は本当に単調で、高い木々に囲まれた道(下の写真)を延々1時間半登り続けます。
結構飽きる道のりでした・・・
頑張って登り続けると「中山展望台」に出ます。
一気に視界が開けて、300度ぐらい周囲の展望を望むことができます。
頑張って登ったかいがありました!
見晴らしが良い分風が強くて、すぐ体が冷えてしまいまいたが、ここの景色は本当に見てよかった!と思いました。
冬景色だから尚のこと、真っ白で綺麗でした。
中山峠を経て黒百合ヒュッテ
中山展望台から30分ぐらい歩くと中山峠へ。
途中、南側の見晴らしが良くなります。山梨方面でしょうか。
風通しが良い場所のためか、この辺りの道は少し凍っていました。
軽アイゼンなので慎重に歩きます。
中山峠を下ったところ。昨日宿で一緒だった女性が行きたいと言っていた「みゅう」はここからも登れるようです。
さらに下ると黒百合ヒュッテに到着します。
黒百合ヒュッテは、雪の天狗岳の拠点になる山小屋。
おそらく登山して戻ってきであろう人で、小屋はいっぱい。
昨日の高見石や青苔荘の静けさと全く異なる、登山客の賑わい。雪山もこれだけ人が多いところがあるのですね。
私達は黒百合ヒュッテで休憩することにしました。
アイゼンも靴も脱いで、中に入れされてもらい、ご飯タイムです。
ホットカルピスを頼んでみました。普段飲まないけど、こういう時はなんか甘くて温かいものが飲みたくなります。
黒百合ヒュッテにも薪ストープがありました。
良いですねー。こういうのがある家に住んでピザとか焼きたいw
黒百合ヒュッテから渋の湯へ下山
体も温まって疲れても取れたので、黒百合ヒュッテから渋の湯まで降りていきます。
雪道の方が歩きやすいというのもあって2時間ぐらいでおります。
森林帯をずっと歩いていきます。
天狗に登った団体さんが多くて道は少し渋滞気味。
抜きつ抜かれつつしながら下りました。
そして、ようやく渋の湯に到着。無事雪の八ヶ岳、戻ってきました!
渋御殿湯で、立ち寄り湯(1000円)で、お風呂で温まりました。
その後、バスに乗って茅野駅へ戻り、今回の雪山旅が終わりました。
来年は天狗岳に登りたいな・・・と思いましたので、雪山装備を整えなきゃと思います!
・・・今年も山グッズ代がいろいろかかりそうな感じですw