唐松岳から五竜を経て、八峰キレットを越えた3日間の山旅も今日が最終日。冷池山荘から扇沢まで下山していきます。
途中、爺ヶ岳の1つに登って、最後の山道を楽しみます。
【爺ヶ岳】
富山県・長野県、最高峰は中峰2669m 、三百名山。
北・中・南の三つの頂きからなる山。雪形に「種をまくお爺さん」が出るそうで、そこから名前が付いたとの説。
登山レベル:★★★☆☆(中級〜中上級)
【行程】
1日目:八方池山荘〜八方池〜唐松山荘〜五竜山荘
2日目:五竜岳〜八峰キレット〜鹿島槍ヶ岳〜冷池山荘
3日目:冷池山荘(5:30)→爺ヶ岳〜種池山荘(7:30)→登山口(10:00)→扇沢(10:30)
帰路:扇沢→[タクシー]→信濃大町(立ち寄り湯)→[バス]→長野→[新幹線]→東京
冷池山荘から爺ヶ岳
本日は下山のみなので、山小屋で朝ごはんを頂いてから、5時半に出発しました。お天気は曇り気味。昨日までの焼け付くような日差しはなく、涼しい登山になりそうです。
最初、冷池から森の中を少し下山します。
そのあとは爺ヶ岳への登りになります。
種池山荘から扇沢へ下山
種池山荘に到着したのが7時半。冷池山荘から2時間ほどで到着です。
ここで少し休憩をとったのですが、稜線で風が強く寒くなってきたので、早々に出発しました。
扇沢に下りていきます。これからはひたすら下りです。
10時手前にようやく登山口に到着。冷池山荘から4時間半。
種池山荘から2時間半ぐらいかかりました。
扇沢の駅はここから車道を30分ほど歩いたところにあります。
車道のアスファルトは日差しで熱されて暑くて、しかもずっと登り坂。
なぜ、駅と登山口を近くにしてくれなかったんだーと思いながら、
今日1番辛い歩きを経て、ようやくバス停に到着!
信濃大町でお風呂に入ろうとしたのですが、信濃大町までのバスがあと2時間ぐらいない。ということでタクシーを呼ぶことになりました。バスの時間は要注意ですね。
そのあとは信濃大町の立ち寄り湯によって、そこから長野までバス。長野から東京までは新幹線で帰りました。
なかなか長い行程だったので疲れはしましたが、面白い道でした。
キレットは確かに危険だけど、安全に超えるためには足に筋力をつけたほうがいいと思いました。多分、大キレットも道のりが長いので疲れて脚力がなくなったり、集中力がなくなったりした時が危険なのじゃないかなと。
次は不帰キレット、大キレットを目指して、筋力を鍛えて頑張ろうと思うのでした。