【大菩薩嶺】晴天の大菩薩と 長い下山路 (大菩薩嶺,大菩薩の湯)

上日川峠から大菩薩嶺
昨年一度テント泊で行った時は雨だったので、
もう一度リベンジで大菩薩嶺へ行ってきました。
朝7:00に新宿を出発、高尾乗り換えで、甲斐大和駅に9:06に着。
9:10ぐらいのバスに乗って上日川峠へ行く予定でしたが、7月の山日和な土曜日、たくさんの人で賑わっていてバスはいっぱい。
9:40のバスに乗って上日川峠に着いたのは10:30ぐらい。
ロッジ長兵衛から福ちゃん荘を目指します。
福ちゃん荘までは軽い登りで25分。11:00着。
ここで桃が売っていたのですが、本当に美味しかった!
皮まで食べれて、ジューシー。しかも100円!
▲トマトも売っています。
福ちゃん荘から介山荘を目指します(11:30)
道のりは50分程度で、木々の中を登っていきます。
予定通り介山荘には12:10に到着。
ここから山々の向こうに富士山を眺めながら、眺望の良い道を歩いて雷岩までいきます。
やっぱり晴れて景色見えると気持ち良い〜
前回が全く何も見えなかっただけに、景色も新鮮
▲介山荘から行く先を望む。
▲雲の向こうにうっすら富士山!
▲ちょっとだけ岩場。そんなに大変じゃないです
▲振り返って介山荘を見下ろす。山と雲が夏休みぽい!
▲穏やかな山道。初心者でも楽しめる山です
介山荘から雷岩まで1時間弱。ここでランチタイムです。
そんなに高くない山だから暑いかと思っていたのですが、空気は冷く。
木陰でご飯を食べていたのですが、寒くなって日向ぼっこするくらい。
▲雷岩付近。ちょっとゴツゴツしています。
▲雷岩から眼下を望む。
▲野生のキツネの姿が。ご飯をもらおうと登山客とつかず離れずの距離を保ってウロウロしています。
ご飯を食べ終わって雷岩から10分程度の山頂へ(13:50)
ここは展望がないので、山頂の標識が立っているだけです。
ちょっと感動が薄いですが、ここも百名山山頂。
山頂から大菩薩の湯へ(長いので中級向き)
今回はここから、大菩薩の湯まで下ることにしました。
登りは短いので大したことはないのですが、実は下りが大変。
森林の中を1000mぐらい下りていきますが、道はやや荒廃ぎみ。
急坂の土道に、急な岩場が現れたり…。
すれ違う人も1組ぐらい。
大菩薩嶺はあんなに賑わっていたのに、行く人の姿もほとんどなく…
▲こんな道が続きます。単調だったし、人もいなかったので歌をうたいながら進む
▲丸川峠までのちょっと開けた道。
丸川峠に着いたのは14:40ぐらい。山頂から1時間強の道のりでした。
こじんまりとした丸川荘。有人の山小屋で、ここで宿泊ができるみたい。
裂石を経て、大菩薩峠登山口バス停へ向かいます。
ここからも道のりは1時間半ぐらい。結構長いです…
時々、急坂になりますが、基本森林の中の土道を地味に降り続けます。
16時20分。丸川峠分岐駐車場に着。
ここから20分でバス停、バス停から10分で大菩薩の湯になります。
大菩薩の湯
http://www.s-seiun.co.jp/shisetsu/daibosatsu/index.html
お風呂に入ってから18時半の塩山行きのバスに乗りました。
意外と長い道のりでした…下りがかなり急で、久しぶりに筋肉痛に…
最後は塩山駅前で山梨名物のほうとうを頂き、この山旅は終了。
景色が楽しめてお手軽な山ではありますが、
初心者に温泉までの下りはオススメしません…
山データ―大菩薩嶺
山梨県 百名山
標高:2057m
登山レベル:★★☆☆☆(初級)
大日峠から登るルートは距離も短く、難所もないので初心者でも気軽に登れます。山頂近くの見通しの良い場所からは富士山や南アルプスを眺めることができますが、山頂は樹林帯の中で何も見えません。
今回は大菩薩の湯へ降りましたが、こちらは距離もなく道も整備しきれていないので初心者にはオススメできません。