日帰りで、岩場の冒険気分の味わえる百名山「瑞牆山」に行ってきました。途中雷がなったり、雨がふったり天候はいまいちでしたが、登山は楽しいものでした。
【瑞牆山】
標高:2230m 山梨県 百名山
関東から日帰りでいける百名山。行程は長くなく、岩場登山で鎖場やロープを手軽に楽しめます。
登山レベル:★★☆☆☆(初級レベル)
山バッチ:瑞牆山荘で売っています
【行程】
往路:東京→[あずさ]→韮崎駅→[タクシー]→瑞牆山荘前
行程:瑞牆山荘前(10:20)→富士見平小屋(10:50)→沢→瑞牆山山頂(13:00/14:00)→沢→富士見平小屋(15:30)→瑞牆山山荘(16:00)
復路:瑞牆山山荘→[タクシー]→立ち寄り湯→韮崎駅→[あずさ]→東京
瑞牆山荘から富士見平小屋へ
7時新宿発のあずさ1号。自由席は4~6。30分前から並んで、
ギリギリ座れましたが、できれば指定席がよいですね。
(2020年はすべて指定席になっています)
韮崎駅からはジャンボタクシーで2060円。30分ぐらいで瑞牆山荘前に着きました。
身支度を整えて、出発準備。ここでのトイレは100円で有料。
林に入って緩やかな登り、林道を渡ってからは少し急な登りになります。
30分ぐらい登ってから、富士見平小屋が見えてきます。ここから先は小屋はないので、ここで最後のお手洗い休憩をします。
小屋の近くではテントがたくさん張ってあり、テントがほしい自分はどのテントがよいかなーと色々見てしまいました。
岩場の登山道を乗り越えて山頂へ
富士見平小屋で休憩の後、登山再開です。最初はいきなり下り坂。30分も登ったのに下りちゃうなんて残念ですが、一旦沢まで降ります
沢を渡ってからは再び上り坂になります。
上り始めたすぐのところに2つに割れた大きな丸い岩が登場。
この岩の横に木の階段があり、岩を眺めながら登っていきます
登っていくと、鎖場に出ます。鎖の順番待ちで人がたくさん。
岩場を登っていると、ゴロゴロと雷の音。しかも山は急に薄暗くなってきて嫌な天候になってきました。
程なくして雨がふり始めたので、レインウェアを着て岩陰で、20分程度雨宿りすることに。
雨宿りしていたら、近くにスーパーマリオで出てくるようなキノコを発見しました。これを食べたら山頂まで一気にジャンプできそう。
雨宿りで休憩していると、体が冷えてきてしまいました。8月なのに山は気温が低いのです。
雨が小降りになったのをみて、進み始めます。
巨大な岩山の横を通り過ぎると、最後の難所。ロープの張ってある岩場を登っていきます。
ここはロープで横に移動しなくちゃいけないので、慎重に進みます。
登りきると、もう1か所ロープの岩登りがあります。
その後、木の階段を上ります。
瑞牆山山頂!下山後のご褒美ごはんも◎
瑞牆山山頂に到着しました!
一気に視界が広がります。雨を降らせていた雲も移動し空に晴れ間が見え、展望もよくなりました。富士山は雲の向こうでみえませんでしたが、赤岳、甲斐駒ケ岳、隣の金峰山が一望できます。
山頂はやや狭く、ごつごつした岩で平らな場所が少なかったけど、持ってきたお弁当を広げてランチタイムです。
岩の上でジャンプして空中撮影にチャレンジしたり、少しお昼寝をしてみたりと 1時間弱思い思いにすごして楽しみました。
下山開始は14時前で、ピストンで瑞牆山まで戻ります。
瑞牆山荘には16時半前に着き、2時間半ほどで下りることができました。
最後に瑞牆山荘で登山のご褒美のソフトクリーム!
そこからバスでラジウム温泉の増富の湯に寄ります。
ちょっとぬるめの黒いお湯ですが、登山の疲れが癒やされます。
韮崎駅までジャンボタクシーで戻る途中、うっすらと赤く染まる夕焼けの中に、山頂では拝めなかった富士山を見ることができました。水田の向こうにきれいな三角形・・・。
今回の下界メシは韮崎駅の裏、手打ちうどん屋さんへ。前回来た時に地元のタクシー運転手さんのおすすめのお店です。
山登りして、お風呂も入って、うどんを食べて・・・日帰りとしては楽しい山旅でした。
瑞牆山は鎖場・岩場で冒険気分も味わえ、都内から行きやすい山。
次は富士見平にテントを張って、金峰山への縦走も試してみたいと思います