【温泉旅行】星野リゾート界 伊東アンジン

星野リゾート界アンジン
旅・キャンプ

山もいいけど、温泉旅行もいい…。
海を見ながらぼーっとし、好きな時にお風呂に入って、美味しいものを食べて…そんなのんびりした旅行も時々したい。
ということで、行ってみました。星野リゾート界「伊東アンジン」。
海を眺めて、ゆっくり時を過ごす、癒しのひとときを楽しめます。

踊り子号で伊東温泉へ

踊り子に乗って、伊東に到着。
熱海は最近は栄えているけど、伊東はまだひなびた感じで、ローカルな雰囲気がたまりませんw

伊東駅
ようこそ伊東へ。ローカルな感じいい。


伊東駅から界アンジンへは歩くとかなりかかるのでタクシーに乗ります。
タクシーで10分ほどで界アンジンに到着。海岸の大通りに面して建っている、このあたりでは高い建物です。

界アンジンは、江戸時代、徳川家康の命で日本で最初の帆船を作った地にあるため、テーマは帆船だそうです。
建物に入る前の橋はデッキから船に乗り込むようなイメージで作られたそう。

星野リゾート界アンジン外観
船に乗り込むデッキをイメージしているとのこと

星野リゾート界アンジン外観
星野リゾート界アンジン、来ました!

ロビーやフロントも帆船がモチーフ。
壁には木を組み合わせたような船の一部を思い起こさせるモチーフが飾ってあります。
ロビーには本棚があしらわれていて、ソファも昔のイギリスを思い起こさせるようなデザイン。まるで当時の帆船に乗り込んだような気分になります。
こちらでしばし待ってからチェックイン。いざ、お部屋へ。

星野リゾート界アンジンロビー
外の庭園を眺めながらしばしチェックインを待つ
星野リゾート界アンジンロビー
ロビー横のライブラリースペース
本棚とソファで落ち着いた空間

星野リゾート界アンジンロビー
三浦按針(ウィリアム・アダムス)が作った日本初の帆船のミニチュア
星野リゾート界アンジン 売店
売店にも界アンジンのオリジナルのグッズが売られています

海が見えるシックなトーンなお部屋

お部屋に一歩入ると木の組み合わさった間仕切りが目に入ります。
その間仕切りの向こうがベットルームで、その先にある窓からは海が見えました!
木枠の向こう見える海が絵のように美しい。

星野リゾート界アンジン お部屋
複数の柄で構成された木の仕切り。これがおしゃれです!
星野リゾート界アンジン お部屋
ツインのベットルームはこんな感じ。

星野リゾート界アンジン お部屋
部屋の前には海が広がります。ここが按針の造船場だったのか、モニュメントが見えます。

星野リゾート界アンジン お部屋
ロビーにもあった木で組み合わさった、少しメカニカルな
船をイメージしたモチーフが壁にかかっています。

早速、お部屋でお茶を入れてしばしくつろぎタイム。
目の前の海、寄せては返す波、そして広がる空…静かな時をのんびりと過ごせます。
うーん、何もせず、ぼーっとするのも悪くない…そんな空間でした。

8階の大浴場。デッキでのんびりドリンクタイム

お部屋でくつろいだ後は温泉タイムへ。
8階に登っていくと大浴場があります。風呂上がりにくつろげるスペースがあり、ここではドリンク飲み放題、アイスも食べ放題。
そして、ここの目玉はビールが注ぎ放題なのです。
温泉から出てきたらビールやビネガードリンクで、テラスでのんびり夕涼みが楽しめるという…極上のリラックスタイムです。

星野リゾート界アンジン 温泉
星野リゾート界アンジン 温泉
フリードリンクとアイスクリーム
星野リゾート界アンジン 温泉
お風呂上がりにテラスで、フリードリンクを頂きながら、
海を眺めてのんびりできます。
星野リゾート界アンジン 温泉
湯治について学べるパネルも

温泉でのんびりして部屋に戻ってくると、すでにあたりは暗くなってきていました。
按針のモニュメントもライトアップされています。
そろそろ、お待ちかねのお夕飯タイム…食堂へ向かいます。

星野リゾート界アンジン お部屋
海際の公園がライトアップされています

伊東の海の幸。お魚メインの夕ご飯

界アンジンの夕ご飯は「先付」「土瓶蒸し」「宝楽盛り」「お造り」「酢の物」「揚げ物」「小鍋」「食事」「甘味」で構成されています。量が多そうですが、どれも一口ずつなので、意外と食べれてしまいます。
やっぱり伊豆の宿なので、お魚がメインでした。新鮮なお刺身が嬉しい〜。

星野リゾート界アンジン夕ご飯
お品書きを見て、夕ご飯を待ちます。うーん、幸せ〜。

星野リゾート界アンジン夕ご飯
まずは先付けのローストビーフ、シュー生地の上にのっています。
星野リゾート界アンジン夕ご飯
土瓶蒸し。甘鯛、エビの真薯、茸いろいろ、三つ葉。
魚介と茸のいいお出汁です

星野リゾート界アンジン夕ご飯
宝楽盛りの八寸。奥の小鉢は白玉胡桃味噌、エビ紹興酒漬けにいくら和え。
手前のお皿は合鴨ロース、鶏と干し葡萄の松風、秋刀魚丸にずんだ、穴子の小袖寿司、渋皮栗の白和え
星野リゾート界アンジン夕ご飯
宝楽盛りのお造りと酢の物
星野リゾート界アンジン夕ご飯
伊豆の新鮮魚介のお刺身です
星野リゾート界アンジン夕ご飯
ここで白ワインをいただきます。
星野リゾート界アンジン夕ご飯
揚げ物は帆立の真薯の蓑揚げ、鮭の袱紗包み、野菜天ぷら。
星野リゾート界アンジン夕ご飯
帆船に見立てた小鍋
星野リゾート界アンジン夕ご飯
ブイヤベースの小鍋でした。こちらも魚介の味がきいている

星野リゾート界アンジン夕ご飯
彩り野菜の土鍋ごはん。見た目もキレイな色合いです

星野リゾート界アンジン夕ご飯
土鍋には帆船が描かれています

星野リゾート界アンジン夕ご飯
デザートのぐり茶のクレームブリュレ。
お誕生日だったので、「おめでとうございます」プレートがついてます。

夕ご飯をほとんど全部食べきって、お腹いっぱい。どれも見た目も綺麗で、贅を凝らした和食の数々で大満足です。
食後はライブラリースペースに行って、フリーのお茶を楽しみました。
イギリスの航海士だった按針をイメージして紅茶が取り揃えられています。

星野リゾート界アンジン ライブラリー
星野リゾート界アンジン ライブラリー
ここでのんびりティータイム。航海やお茶にまつわる本がおいてありました。
のんびり読書も楽しそう。

ご飯のあとは、もう一度温泉に入って温まり、リラックスしてゆっくり寝ることができました…
何もしない温泉宿ってやっぱりいい…。

翌朝は海岸線を伊東マリンタウンまでランニング

翌朝は6時に起床。マラソン大会を間近に控えていたので、海岸線を軽くランニングすることにしました。
たくさん食べたから、少し運動してカロリーを消化しなくちゃ。

伊東海岸線ランニング
部屋から見る朝の海
伊東海岸線ランニング
部屋から見下ろしてい按針と船のモニュメント
伊東海岸線ランニング
海岸沿いは公園のようになっていました

海を長めながらゆるゆると2キロ程度走ると、道の駅の「伊東マリンタウン」に到着。
ここで折返して、伊東へと戻ります。
さらに足を伸ばして漁港を走って、5キロほどランニングして、宿に帰りました。

伊東海岸線ランニング
界アンジンから2キロ程度走ると「伊東マリンタウン」に到着。
朝早かったので、お店は空いていませんでした。
伊東海岸線ランニング
伊東へと折り返していきます。遠くに大室山が見える

温泉に入って、ランニングの汗を流して、さっぱり。
これで朝ご飯、たくさん食べれる!

お魚の朝ご飯と見目よい小鉢

朝ご飯も、お魚中心の和食です。
お盆に小鉢が乗った状態でやってきました。お鍋がセットされていて、どうやら「スコッチブロス」というものみたい。

星野リゾート界アンジン朝ご飯
朝ご飯のメニューはこちら

星野リゾート界アンジン朝ご飯
全部お盆にセットされてきます。
小鉢一つ一つにお惣菜やご飯のお供が入っている。一口サイズ。

星野リゾート界アンジン朝ご飯
茶の器が、昆布梅、牛しぐれ、しいたけ真薯
青の器が干瓢胡麻和え、ひじきの煮物、切り干し大根
星野リゾート界アンジン朝ご飯
だし巻き卵と金目鯛の干物

星野リゾート界アンジン朝ご飯
右がデザートのヨーグルㇳ、左は豆腐です。
星野リゾート界アンジン朝ご飯
食堂からも海が見えます
星野リゾート界アンジン朝ご飯
お鍋の中は豆や押し麦がたくさん入っている洋風のスープ。
これがスコッチブロスらしい。
星野リゾート界アンジン朝ご飯
肉や野菜、押し麦などを煮込んだスコットランドの伝統的なスープ

朝ご飯もちょっとずつだったので完食でした!
走ったからお腹も減っていてちょうどいい感じ。

チェックアウトは11時だったので、ご飯のあとものんびりすることができました。
11時って嬉しいですね。

星野リゾート界アンジン
本日も快晴です。
星野リゾート界アンジン
界アンジンの前の紅葉が色づいていました。

星野リゾートは何回か行っているのですが、界は初めてでしたが、よい温泉でした!
とっても落ち着いていて、料理も工夫があって、しかも部屋から海が見えるのがとてもいい。
熱海ほど賑やかではない分、のんびり時を過ごせる…。
伊東なら東京からも近いので気軽にいけるので、仕事で疲れたら、またふらりと来ちゃおうかな…一人でも過ごしやすそう。
とっても良い温泉宿でした。