7月の三連休、東北の山に登ろうと岩手まで行ったのですが、大雨で断念…。
急遽南下して晴天の那須岳、茶臼岳に登ってきました。
ロープウェイを使わなくても駐車場から往復3時間ぐらいでいけちゃうお手軽な山です。
でも高さはあるし、火山らしい山肌や山頂の鳥居など見どころたくさん。初心者にもおすすめの山です。
【那須岳(茶臼岳)】
百名山。栃木。標高1915m。那須岳というと茶臼岳を指すことが多いですが、那須5岳と言われる連山になっています。中核をなすのが、茶臼、朝日、三本槍。今も水蒸気を上げる火山活動が活発な那須岳には、温泉宿があるので、温泉で一泊して登山するのもおススメです。
【アクセス】
那須塩原駅→[レンタカー]→那須岳駐車場
※通常車で1時間程度ですが、渋滞で2時間かかりました。
【行程】
那須岳登山口(12:30)→峰の茶屋(13:00)→茶臼岳山頂(13:30/14:00)→峰の茶屋(14:20)→登山口(15:00)
※2時間半
【登山レベル】
初級:★★☆☆☆
初心者でも登れる山ですが、火山の岩で足が取られるので歩く時は注意が必要。登山靴が望ましいです。
また、風が強いのでウィンドブレーカーを用意して登るとよいでしょう。ロープウェイを使えば更に簡単に茶臼岳山頂まで登れます。
渋滞でやっと入れた駐車場。高原の爽やか登山開始
那須塩原駅でレンタカーし、一路那須岳に向かいます。
予定では1時間程度でしたが、よく晴れた7月の三連休の那須岳が混まないはずもなく…。
渋滞に巻き込まれた後、やっと着いた駐車場もなかなか入れずに20分ほど待ってようやく駐車…。
登山を開始たのは12時半で、登山にはやや遅いスタートとなりました。
麓の町では災害級の暑さを記録している中、那須岳は標高があるため、爽やかな風が吹いいています。
思ったよりは涼しい登山になりそうです。
登山口には鳥居。ここをくぐって、旅の安全を祈って登ります。木々の中の階段を登り続けると、少しずつ視界が開けてきて、前方に山が見えてきます。
更に進むと樹林帯を抜けて、那須岳のパノラマが楽しめます。
右手に朝日岳。前方に峰の茶屋の屋根、左手の崖の上には茶臼岳が見え、振り返ると那須の町が眼下に見えます。ちょっと登っただけでこれだけの展望が楽しめるのは那須岳の良いところです。
峰の茶屋から茶臼岳山頂へ。晴天の那須岳登山
峰の茶屋についたら、少し風もあって雲が早く流れて行きます。
晴天のため、7月の太陽の日差しは強く、水をかなり飲みました。
峰の茶屋からは茶臼のゴツゴツとした岩が転がる山肌を登っていきます。いかにも火山らしい山です。登っていくとお鉢に出るので山頂を左手に見ながらお鉢をぐるりと回って山頂を目指しました。
緑がないハゲた感じが火山らしい。
山頂直下には、大きな岩が転がっいて、過去の噴火の勢いを感じさせます。
登り切ると山頂の神社の裏側に到着しました。前に回り込んで神社に手を合わせると、山頂はすぐそこ。
ロープウェイの駅から来る登山客は、私達と反対から登って来ます。鳥居もあって、本来はそちらが表参道のようでした。
山頂は人が多く、私達はおおきな岩によじ登って、そこでランチ休憩をしました。
持ってきた桃を岩の上で頬張ります。
ジューシーで水分たっぷりの果実を山頂で頂くのはとっても美味しい。水分と糖分が体にしみます。
持ってきたパンで栄養補給し、水で喉を潤します。
青空には夏らしい小さな入道雲がぽかぽかと浮かんでいて、夕立がきそうな予感…。
涼しい風が、登ってきた暑い体を冷やしてくれるのですが、やっぱりちょっと風が強い。寒さを感じる前に下山します。
鳥居をくぐってロープウェイの駅の方に進んだ後、峰の茶屋の方面に戻っていきます。
14時半の遅い時間だったせいか、人の姿は減っています。
でもまだ登ってくる人の姿もありました。温泉に泊まるのでしょうか。
峰の茶屋からも30分程度で駐車場まで下山。
やや早足ではありましたが、休憩込みで2時間半だったので、本当に簡単に気持ちよく登れる山だと思いました。ただ朝日岳も三本槍も行かなかったので、次は那須岳を縦走したいと思いました。
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