八ヶ岳テント泊2日目は、早朝から硫黄岳に登り、オーレン小屋でご飯。戻ってからテントを撤収して下山し、稲子湯でお風呂に入りました。紅葉と美味しいものとお風呂を楽しめる、癒やしの八ヶ岳のんびりテント泊です。
【行程】
1日目:稲子湯→ミドリ池→しらびそ小屋→本沢温泉(泊)
2日目:本沢温泉(6:00)→夏沢峠(6:50)→硫黄岳(7:50)→オーレン小屋(9:20)→休憩(1時間)→夏沢峠(10:50)→本沢温泉(11:50)→テント撤収(1時間)→しらびそ小屋(13:50)→稲子湯(15:00)
本沢温泉から夏沢峠
テントでの一泊は、風の音と地面からの冷えで熟睡とはいきません。
それでも、朝5時に起きて、硫黄岳にむけて出発しました。
昨日の野天風呂の横を通り過ぎ、登っていきます。
林の中を進んでいくうちに・・・日が昇ってきました。
山の朝です。
本日も良い天気です!
明るい朝日の中、木々の間をぬって登っていきます。
夏沢峠への道しるべ。
倒木に苔むす山道は実にきれいです。癒されます。
緑が目に優しい~
足下には霜柱がありました。踏むとサクサクと音がする。
夏沢峠のやまびこ荘に着きました。
やまびこ荘からの眺め。あたりの地面は凍り付いていました。
さすが10月。山の上はもう冬ですね。
夏沢峠から硫黄岳山頂へ
やまびこ荘から硫黄岳に登っていきます。
まずは木々の間の道を進む。
夏沢峠のやまびこ荘が下の方に見えました。
そのうちに岩盤の山道にかわります。
今日も雲一つないよい天気。見晴らし最高です。
遠くに御岳山・・・噴煙が見えます。
硫黄岳の山頂はもう少し・・・。
噴火口の脇を登ってしばらくとすると硫黄岳の山頂に到着です。
天気がよくて空は真っ青。遠く北アルプス方面までよく見ることができました。
太陽がまぶしい!
火口に沿って歩いていくと南側の山の向こうに富士山が見えました。
噴火口が見えます。大きくえぐられている。
硫黄岳山頂からオーレン小屋
硫黄岳山頂を楽しんだところで、オーレン小屋を目指して出発します。
山々を見渡しながら進む気もちいい道を進みます。
硫黄岳から30分ほど下って、赤岩の頭に到着
ここから山を下りてオーレン小屋に向かいます。
下りきると森林に入ります。
森から出るとテントが見えて、オーレン小屋のテント場に出ました。
オーレン小屋に到着。
2年前に、初めての八ヶ岳で泊まった思い出深い小屋です。
それから登山にはまってしまい、テント買うまでに至りましたw
オーレン小屋の前を流れる川
オーレン小屋の前にカフェメニューが。
アルバイト募集のお知らせもありました。
もうシーズン最後だけどね。
ボルシチを頼みました。最後の1つでしたので3人で分けて頂きました。
温かくて、ちょっと甘いボルシチ。肉がやわらかくて美味しかった!
オーレン小屋の中。八ヶ岳の山小屋ってどこもキレイ。
前回(まだ山にはまる前)ここに泊まったのですが、ご飯もおいしかったし、お風呂もありました。
オーレン小屋から夏沢峠を経て本沢温泉へ戻る
のんびりしていたら時間がなくなったので、天狗岳はあきらめてそのまま夏沢峠経由で本沢温泉に戻ります。
今回はゆるい感じの山登りで、これはこれで楽しい。
帰り道・・・明るい日差しの中で鮮やかに彩る緑と青空。
夏沢峠戻ってきました。夏沢ヒュッテはもう冬でしまっている様子。
夏沢峠から本沢温泉まで。行きの道を戻っていきます。
行きは朝早かったのでしっかりみれなかった紅葉。
黄色、赤・・青空に映えます。
本沢温泉のテント場に戻り、急ぎテントをたたみます。
本沢温泉からしらびそ小屋、稲子湯へ
しらびそ小屋経由で、稲子湯まで、昨日の道を戻ります。
明るい木漏れ日が緑の木々や苔の中でキラキラ輝いています。
しらびそ小屋に戻りました。
昨日も来たけど、昨日とはまた違うのは、今日の日差しのせいでしょうか。
しらびそ小屋から1時間ちょっとで、みどり池入り口に着きました。
ここでも紅葉がキレイ。
山登りの最後はやっぱり温泉ということで足を延ばして稲子湯まで。
温泉は暑かったし、ちょっと小さかったけど、やっぱり気持ちよかったです。
バスに乗って帰ります!
八ヶ岳は、温泉あり、おいしいご飯やスィーツあり、山小屋もきれいで、環境が抜群によいですね。
登りも緩やかで、水と緑がきれいな森をたくさん歩けて道のりも楽しいです。
テントはベースにおいて、山頂アタックできたので、かなり楽ちん。
やっぱりテントを持って登り降りするのはしんどいですもんね。
八ヶ岳はテント泊初心者の女子に特におすすめです