【天城山】ハイキング気分で楽しめる八丁池からの天城山縦走(万三郎岳、万二郎岳)

関東・東海

静岡唯一の百名山、天城山を八丁池から縦走するコースで登山しました。
行程は長いですが、それほど険しくないので、ハイキング気分で楽しめます

【天城山】
静岡県、百名山、一番高いのが万三郎岳で、標高1405m。
天城山と言う山はなく連なる山脈が漠然と天城山と呼ばれているそうです。

【行程】
アクセス:修善寺駅8:40発、八丁池口バス停 9:53着
行程:八丁池 →コマドリ歩道→八丁池→万三郎岳→万二郎岳→ゴルフ場バス停→伊東駅

スポンサーリンク

八丁池口から八丁池

前日に三島に泊まって、美味しい海の幸を満喫し、次の日の早朝に三島から修善寺へ。天城峠を越えるバスに乗って、八丁池口のバス停へ向かいます。バスは天城山を目指す登山客でいっぱいになりました。

「天城越え」の歌詞にある寒天橋
ここのゲートは運転手さんが手で開けていました

八丁池口に着いて、歩き始めます。麓は桜も咲いていて春めいていましたが、山はまだ冬模様。

歩き始めてすぐ道を見失って、多分道ではない山肌を登りました。コルリ歩道を歩いているつもりが、崖を登って、オオルリ歩道に到着。

目印はこの赤い杭みたいなものなので、見失わないように気をつけましょう

そんなこんなで寄るつもりがなかった青スズ台を経由しました。少し天気が悪いですが、遠くの山と風力発電の風車が見えます。

青スズ台から八丁池へ向かいます。なだらかな道を少し下って、緩やかな登りを越えると、眼下に八丁池が見えました。

池に到着。池は静かで穏やか。緑が芽吹いたら気持ちいよい場所になりそうです。

八丁池から万三郎岳へ

池から万三郎岳を目指して歩いていきます。行程は少し長くて、地図上のコースタイムだと2時間20分ぐらい歩く予定です。

最初は緩やかなハイキングコース。激しい登りもないし、青空も見えてきて気持ちよい山道でした。

白田峠を越え、戸塚峠までは平坦な道を進みます。戸塚峠から小岳までは登り坂になります。

ロープも出てきたけど、登りはさほど長く続きません。ちょっと頑張ると、また緩やかな道に出ます。

そして小岳(1360m)に到着。眺望は特にありません

この辺りはブナの原生林だそうです。

小岳から万三郎岳を目指します。所要時間は30分ぐらい。稜線に出たのか、木々の間から山並みが見えます。あっちの山まで行くのかなぁ…結構距離がありそうだけど。

少し道は登り坂。

そして、伊豆半島最高峰の万三郎岳(1405m)に到着。八丁池口を出発して3時間半かかりました。

ここでランチタイム。ちょっと寒かったので、カップヌードルのカレー味をいただきました。

山頂付近から伊豆の海を望みます。

万三郎岳から万二郎岳へ

お昼休憩ののち、万次郎岳を目指して出発。万三郎と万二郎岳の間は1時間の予定。

登りを終えると、アセビのトンネル道。アセビは少し咲いていて、白い可憐な花が道を彩っていました。

途中で見晴らしの良い場所に出ました。伊豆半島が見渡せます。あの裸山は大室山でしょうか。その向こうに海が見えるのが伊豆らしい。海と山が近い百名山も景色が良いですね。

振り返ると、今まで通ってきた山々が見えます。結構、長い距離を歩いてきたんだなぁと思う。

見晴らしの良い場所を越えると、万二郎岳(1299m)に到着!天城山縦走の最後のピークです。

万二郎岳から天城山縦走路登山口に下山

さてここから下山開始。16時10分の帰りのバスに乗りたい!と、少し早足で降りていくことにしました。帰りはほとんど下りなので頑張れそう。

四辻まで25分ぐらいで下ってきました。コースタイムが45分だからかなりの早足です。

そして天城山縦走路登山口のバス停に到着!時間は15時45分。16時10分のバスに余裕で間に合う時間…。万二郎岳から30分ぐらいで降りてくることができました。(少しトレランモードだったかも)

近くにあるゴルフ場のレストハウスで、天城山のバッチ(600円)が売っています。

天城山の縦走路は少し長いですが、道のりは穏やかながら、変化に富んでいて面白いと思いました。池があったり、ブナの原生林や、アケビのトンネル。海を見渡せる眺望。

天気の良い緑の綺麗な頃にまたきても良いなーと思えました。また山登りに来たのに、伊豆半島の海の幸を味わえるのも魅力。また来ても良いなーと思いました。