【大キレットとぐるっと穂高Day3】奥穂高岳から前穂高岳を経て岳沢へ

北アルプス

ぐるっと穂高の最終日は、奥穂高岳から前穂高岳を通り、岳沢から上高地に下りていきます。早朝はガスに覆われて、時折強風が吹いていたのですが、途中から雨は止んで、晴れ間がのぞくほど天気が回復。無事に上高地へ帰ることができました。

【アクセス】車にて沢渡駐車場 (駐車料金1日800円 ※0:00〜1日カウントされます)
【行程とタイム】※このブログは3日目の行程です。
1日目:上高地バスターミナル(6:15)→横尾(8:40/9:00)→槍沢ロッジ(10:40/11:00)→槍沢・天狗原分岐(12:50/13:00)→天狗池(14:00)→ 天狗原分岐(15:50)→南岳(16:15)→南岳小屋(16:30)
2日目:南岳小屋(4:00)→最低鞍部(5:00)→長谷川ピーク(5:35)→北穂岳小屋(7:00/7:20)→北穂高岳(7:30)→ドームの頭(7:50)→奥壁バンド(8:10)→最低コル(8:26)→涸沢岳(9:05)→穂高岳山荘(9:30)
3日目:穂高岳山荘(4:15)→奥穂高岳山頂(4:55)→紀美子平(6:20)→前穂高岳山頂(6:45/7:00)→紀美子平(7:30/8:00)→岳沢パノラマ(8:30)→岳沢小屋(9:50/10:20)→風穴(11:35)→岳沢登山口(12:10)→河童橋(12:25)

【奥穂高岳】
標高3190m、岐阜県・長野県、百名山。日本3番目に高い山。岩稜帯に囲まれた山で、西穂高方面に行けばジャンダルム、南岳方面へ大キレット、前穂高岳方面へは吊尾根といったように歩きがいのあるルートが続きます。
登山レベル:★★★★☆(中上級)

【前穂高岳】
標高3090m、長野県。いくつもの峰々をもち、涸沢カールの南側にそびえ立つ。上高地から岳沢、重太郎新道を取って一気に前穂高岳に登ることもできます。
登山レベル:★★★★☆(中上級)

yamarecoの行程
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霧雨の奥穂高岳から、晴れ間の前穂高岳へ

穂高岳山荘では一晩中、風の音が響いていて、翌朝の天気が心配でした。
翌朝3時に起きて、出発のために4時に外を出てみるとと一面ガスで覆われていて、時折、強い風が吹いていました。天気予報は晴れる予定でしたが、このままの天気だと心配だな〜と思いながらも、奥穂高岳へと穂高岳山荘横の梯子を登り始めました。雨は降っていなかったので、レインウエアをは着ずに出発しましたが、梯子を登り終わって奥穂高岳への稜線に出ると、風に吹かれた霧雨で体が濡れてきたので、慌ててレインウエアを着込みます。
まだ暗くて、真っ白で何も見えない状態でしたが、奥穂高岳山頂に5時前に到着しました。

奥穂高岳
霧に包まれた奥穂高岳。雨風のため、山頂の記念写真はスルーw

そのまま、前穂高岳方面へと吊尾根を進みます。
奥穂高岳を下り、南稜の頭付近に来ると、雲が晴れてきて、なんと朝日が見えてきました。
おー。天気予報、当たった!
足元は少し湿っているので、滑らないように注意しながら、吊尾根の岩場を通過していきます。

奥穂高岳
雲が晴れて、うっすらと夜明けの空と山の稜線が見えました。
南稜の頭
5時3分に南稜の頭に到着
前方に前穂高岳のゴツゴツした岩山が見えます

奥穂高岳〜前穂高岳 吊尾根
一気に晴れて、涸沢ヒュッテまで見えた!
奥穂高岳〜前穂高岳 吊尾根
吊尾根を進みます
奥穂高岳〜前穂高岳 吊尾根
振り返って奥穂高岳の方向

6時20分に前穂高岳の直下、紀美子平に到着しました。
ここで荷物をデポして、前穂高岳へ登ります。山頂までは30分弱の道のりです。

紀美子平
紀美子平。みんなここで荷物をデポして前穂高岳へ登る
前穂高岳
これからこの前穂高岳に登る
前穂高岳
前穂高への登山道はほぼ全部岩場です
前穂高岳
安定した足場を探りながら、岩を登っていきます
前穂高岳
ノースリブラザーズが登っていくw
前穂高岳
山頂が見えてきた!

6時45分、前穂高岳の山頂に着きました。
雲は多いけど、時折晴れ間から山の景色が見えます。
以前、このルートを歩いたときは、時間が足りなくて登れなかった前穂高岳。ついに登頂できました♪

前穂高岳
前穂高岳山頂♪
前穂高岳
山頂は広いですが、岩に覆われています
前穂高岳
山頂がからの眺め。雲が多いけど、なんだかかっこいい景色
奥穂高岳の方角も晴れてきました
前穂高岳
北尾根の方角、2峰が見えます
こちらは明神岳の方角?

山頂でしばらく景色を楽しんだ後は、また紀美子平へ下っていきます。
岩場の下りなので、慎重に下ります。

前穂高岳
前穂高岳からの下りです

重太郎新道の激下り

紀美子平に戻ってきたときは7時半。
ここで穂高岳山荘で頂いたお弁当を食べてエネルギーを付けます。
今回の山旅「北穂〜奥穂〜前穂」のぐるっと穂高は、天気の晴れ間をぬって、なんとかコンプリート。
後は、上高地に下山のみとなります。

紀美子平の岩場の下りは、滑りやすい岩場を鎖を握りながら下山します。滑落事故も多いところなので慎重に進みます。
鎖場や梯子を抜けると、ガレ場の登山道になりますが、ここも急斜面なので気を抜かないように要注意。
登山道脇は緑が増えてきて、コバイケイソウなどの花がたくさん咲いていました。

紀美子平〜重太郎新道
鎖を使って、慎重に下山
紀美子平〜重太郎新道
鎖場を抜けるとガレ場の下りになります
紀美子平〜重太郎新道
急な下り坂
紀美子平〜重太郎新道
コバイケイソウがたくさん咲いている
紀美子平〜重太郎新道
登山道に緑と花が増えてきます

岳沢のパノラマ地点に到着しました。
下界は雲で覆われていてパノラマではなかったですが、ここから先「激下り」の重太郎新道。
一気に高度を下げていく、かなり足の疲れる下り坂となります。
かなり下に、小さく岳沢小屋が見えるのですが、歩いても歩いてもなかなか近づかない…。
木立の中に入りジグザグに道を進み、長いハシゴを下り、約1時間半、急な下り坂が続きます。

岳沢パノラマ
岳沢パノラマ
重太郎新道
激下り、要注意の看板がありました
カモシカ市場
カモシカの立場にてカモシカポーズw
重太郎新道
長いハシゴを下ります
重太郎新道
下に見える岳沢小屋が、なかなか近づかない〜

9時50分に岳沢小屋に到着しました。激下りに足が疲れて、筋肉がピクピクしている状態。
岳沢小屋から上高地まで、残りまだ2時間ほどあるので、ここでしばし休憩します。
お水を飲んで、行動食を食べて、少しリラックス。

岳沢小屋
岳沢小屋

岳沢小屋からは樹林帯をひたすら下山となります。
標高が下がってきているので、かなり暑い…。
登山道の途中にある風穴が、天然クーラーで、ここで少し涼がとれます。

岳沢小屋〜上高地
樹林帯に入り、蒸し暑さが続きます
岳沢小屋〜上高地 風穴
道の途中にある風穴。この近辺は天然クーラーで涼しい

12時10分に、上高地の岳沢登山口に到着しました。
穂高岳山荘を出発して、8時間。今日もなかなか長い道のりでした。

岳沢登山道
岳沢登山口に到着

上高地に着いた途端、にわか雨に降られて、レインウエアをもう1度着ることになりました。
上高地からさわんどバスターミナルへバスで戻り、そのまま車で帰路につきました。
最終日は平日でしたが、上高地は夏休みの人と外国人観光客で大賑わい。さわんどから松本までの道も車量が多くて少し渋滞気味でした。


今回の2泊3日の山旅はこれで終了です。
全般的に天気が不安定でしたが、念願の大キレットと、北穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳をつないで歩くぐるっと穂高も無事にミッションコンプリート!大満足の旅となりました。