一度は行ってみたかった六甲全山縦走42キロにチャレンジしてきました。事前に丹沢23キロを2回、三浦半島35キロを2回歩いて練習したのですが、山を1日で42キロ歩くのは初めて。トラブルなく無事に時間内に歩き切れるのか…ちょっと不安になりながら大阪へ向かう新幹線に乗りました。
【アクセス】
→[東海道新幹線]→新大阪→梅田→三宮(前泊)→新開地→須磨公園
【行程】
須磨公園(5:40)→鉢伏山(6:05)→旗振山(6:20)→栂尾山(7:00)→馬の背(7:20)→高取山(9:00)→菊水山(10:40/11:00)→鍋蓋山(12:00)→摩耶山(13:55/14:10)→三国岩(15:00)→六甲ガーデンテラス(16:00)→六甲山(16:50)→水無山(17:30)→岩倉山(18:30)→ゴール(20:00) ※14時間40分
【六甲山】
標高931m 兵庫県 日本三百名山。
神戸市街地北側に連なる六甲山系の最高峰。六甲山の周辺は整備されていて、ケーブルカーやバスでアクセスもできます。
【摩耶山】
標高702m 兵庫県
六甲山系の中央に位置する山。展望台からは神戸の町並みが一望できます。バス、ケーブル+ロープウエイでもアクセス可能。

六甲縦走前日グルメ祭?!大阪ねぎ焼きと神戸スィーツ♡
初日は新幹線で大阪まで移動します。
天気がよく、静岡を走行中、窓の外に雪をかぶった富士山がキレイに見えました。

大阪 ねぎ焼き やまもと
新大阪に着いたのはお昼前。梅田に移動してランチライムです。
事前に調べておいた、ランチのお店へGO。梅田エストのねぎ焼き「やまもと」です。
お店着いたのは11時半前。開店前でしたがすでに行列…。1回転目に入れるか心配でしたが、無事にカウンター席をゲットしました。
注文したのは人気No1の「すじネギ」。暫く待つと、席の前にある鉄板に焼き立ての「ねぎ焼き」を持ってきてくれました。
牛すじとネギ、こんにゃくがたっぷりはいったお好み焼き。ソースがコテコテの大阪ソースというよりは醤油ベースで、どこかさっぱりした感じ。これは関東人も好きな味かもしれません。




神戸元町 パティスリーモンプリュ
大阪でランチを堪能した後は、六甲のある神戸に移動します。
梅田から阪神本線に乗って、そのまま神戸の元町へ。
ここでのお目当ては「モンプリュ」というスイーツ店。パティシエは有名店で修行されていて、賞も色々とられている方です。メレンゲの魔術師ということで、メレンゲのケーキが人気みたい。
先にショーケースの中からケーキを選び、お会計をした後は、しばらくテーブルが空くのを待ちました。お店の奥にテーブル席が何席かあるのですが、それほど広くはありませんので、何組か待っている状態でした。
こちらで注文したのは「シュー・ア・ラ・クレーム」と「オプティミスト」。シュー・ア・ラ・クレームはいわゆるシュークリームですが、外側がさくさく食感のシュー生地で、中は香り高いクリーム。たぶん生クリームとカスタードが混ざっているクリームで、とてもよいお酒?か香料?が入っていて、今まで食べた中で一番美味しいシュークリームでした!
「オプティミスト」はキャラメルのバタークリーム、ラムレーズン、くるみのはいったビスキュイ。ラムのお酒が効いた大人の味わいの中に、バタークリームの甘さがあるケーキです。
欲張って2種類も食べてしまいましたが…明日は六甲縦走のため、まあいいってことで…w


目移りしてなかなか決まりません。

早朝須磨公園へ、六甲縦走スタート!
大石駅近くにあるドミトリー形式のホテルに宿泊して、始発で「須磨公園駅」へ。
六甲縦走のスタート地点は「須磨公園」です。
朝一番はまだ真っ暗。3月なので寒さも残っていて、これから12時間!の縦走か、と思うと心身ともに震えます…。
この六甲全縦は、関西の山岳会が実施しているイベントで、毎年3月に行われているものです。
事前エントリーしていたので、スタート地点で六甲縦走の証明バッチをもらって、いよいよスタート。
時刻は5時35分。これから長い戦いになります。
まずは旗振山へと登っていきます。全山縦走しなくてはならないので、早足と言ってもいいスピート。
今回、このイベントに参加する仲間たちは総勢20名程度。
みんな、長く歩く訓練をしてきた、ツワモノばかりですから、怯むことなく、ガンガン歩いていきます。




次の旗振山に来た頃には、空は明るくなっていました。
見晴らしの良い旗振山の山頂からは、朝日に染まる神戸の海が一望できます。遠くに明石海峡大橋。
神戸の街並みも眼下に広がります。

、

約1分ぐらいの間、空け方の神戸の景色を堪能し、また歩き始めます。
鉄拐山を経て高倉山に向かっている途中に雲の上に朝日が上がってきました!
神戸の海と空を赤く染める太陽。今日はこの太陽の下、ずっと六甲山を歩いていくことになります。


高倉山からは一度住宅地へと下山します。
しばらく町中を歩いたら、今度は「栂尾山」へと、狭く急な階段を登り返していきます。
振り返ると、住宅地とその向こうに、少し遠くなったけど、明石海峡大橋と淡路島が見えました。


急な階段を登りきると「栂尾山」に到着。
朝の7時。須磨公園を出発して1時間半経っていました。
そのまま稜線沿いに10分ぐらい進んだところが「横尾山」。
これらの山頂の標識を横目に、私たちはガンガン歩いて通過していきます。でなきゃ、今日中に宝塚まで行けませんから…


馬の背から高取山へ
横尾山から先は、六甲縦走の絶景ビューポイント「馬の背」に入ります。
木のないむき出しの地表は、風化した花崗岩だそうです。サラブレッドのごとき茶色の背。痩せ尾根を歩き、急な階段を下ったら、また別の馬の背に登り直す…みたいな、少しアドベンチャー登山が楽しめます。



馬の背を通過した後は、再び町へと下ります。
住宅地を歩いていると「六甲全山縦走」の旗が翻っていました。兵庫県勤労者山岳会のみなさま、サポートありがとうございます!

住宅街から、高取山へと登っていきます。
今度は神社の鳥居がお出迎え。鳥居をくぐって、神社へと登っていけば、神戸の町と海が広がる絶景ポイントに到着。
神社で旅の安全をお祈りしたら、さらに先へと進みます。



高取山から下ると、しばらく鬱蒼とした森の中を進みます。
日の出はあったものの、曇空で、なんとなく暗い…早朝から歩いているので眠くなってくる…。

ハードではないのですが、モチベーションが低下して来た頃に…なんとエイドステーションが現れました!
兵庫県の山岳会の皆様が、参加者たちにおまんじゅうやチョコを配ってくれています。
このとき頂いた栗まんが甘くて美味しかった!
なくなっていたやる気が、山岳会の皆様の温かさと、栗まんの甘さで復活!!
これで、前半のキツイポイントである「菊水山」への過酷な登りにチャレンジできそうです。

菊水山と鍋蓋山を登る
前半で一番キツイのが菊水山への登りと聞いていたのですが、まさしく狭い急な階段をしばらく登り続けます。
今日は寒波が到来していて、とても寒い日だったのですが、ここで一気に汗をかきます。
みんな必死で登っています。

10時40分、ようやく菊水山の山頂に到着しました。
しんどかった〜と息をついていると、なんと「女神」が降臨して、「待ってたよ、疲れたでしょ、これを食べていきなさい!」と天の声が!
ここは、みんなから「女神」とよばれている女性の私設エイドで、フルーツやトマト、おにぎりを用意して待っていてくれたのです。こんな寒い中、私たちを待っていてくれて、食べ物を振る舞ってくれるなんて、本当にありがたいです(涙)
とくにフルーツと、トマトが汗をかいた体に染み渡る…
これで一気に元気になりました。


女神からの美味しい差し入れを頂いた後は、菊水山を下っていきます。
この下りが結構、急斜面で足場が悪い…。転ばないように気をつけます。特に休憩して寒さで冷えて、体がこわばることがあるので、ここは慎重に…。

山を降りきると、森の中、貯水池?も横を通って、橋を渡ってとしばらく平地を歩いていくと、次は「鍋蓋山」への登りになります。今日は何回アップダウンをするんでしょう…。歩き始めて6時間近く、そろそろ足も疲れてきました。



11時40分に標高486mの「鍋蓋山」に到着しました。
ここは、神戸の市街地と海がよく見える絶景ポイントで、「鍋蓋山展望所」になっています。
ここで15分間だけ休憩。体が冷えてしまうので、あまり長くは休憩をとりません。(休みすぎると歩き気力もなくなるのでw)
この間に、昼ごはん(というか行動食)を、急いで食べます。
せっかくだから、鍋蓋山からの景色も堪能します。
南の方向の目を転じれば、海の向こうに小さく淡路島があり、海を挟んでこちら側にこんもりとした緑の山がぽこぽこと連なっているのが見えました。そう、あの海に一番近い山からここまで、今日歩いてきたのです。
いやぁ、本当によく歩きました!
そして、この先、摩耶山、六甲山、そして宝塚へ、まだまだ8時間以上歩くことになるのです…



