【丹沢縦走 Day1】ヒルにびっくり!裏丹沢ルート(焼山登山口〜黍殻山)

関東・東海

東丹沢から蛭ヶ岳・丹沢山・塔ノ岳を1泊2日で縦走してきました。1日目は黍殻山避難小屋に宿泊する約3時間行程でしたが、雨上がりの5月のヒルの多さにその道程は過酷なものに…

行程:
2017年5月27日:焼山登山口(9:46)→焼山(11:54)→黍殻山避難小屋(13:15)
2017年5月28日:黍殻山避難小屋(8:40)→蛭ヶ岳(10:20)→丹沢山(12:33)→塔ノ岳(14:10)→[大倉尾根]→大倉(17:50)

往路アクセス:
JR橋本駅→[バス]→三ケ木バス停→[タクシー]→焼山登山口
復路アクセス:
大倉→[バス]→小田急渋沢駅

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焼山登山口から焼山。ヒルがいっぱい!

避難小屋泊で1泊2日。丹沢山を縦走してきました。丹沢は鍋割山はよく行くのですが、蛭ヶ岳や丹沢山は初めて。

JRの橋本駅からバスに乗り一度下りてからタクシーに乗り換え「焼山登山口」へ到着。いつもの丹沢と違いアクセスがよくないです😅

登山口の近くのお寺で身支度を整えていると、山を下りてきた人が「ヒルがいっぱいいて下りてきた」と言います。丹沢はヒルが多いとはいえ、大倉尾根ではあまり見かけなかったのですが、どうやらここにはいっぱいいるらしい…。

ドキドキしながら登山をスタート。まずゲートを抜けて登山道に入っていきます。

季節は5月、昨日まで雨、そして丹沢。そして「ヤマビル注意」の看板。嫌な予感しかしません…。

そして、この看板から先に進むこと1時間は、ヒルとの戦いでした。ヒルって、こんなにもたくさん地から湧き出てきて、こんなにも素早く靴によじ登って、こんなにも執着心を持って人間の血を吸おうと襲いかかってくるものだとは…。

塩を握りしめながら、時に小枝をヒルと間違え悲鳴をあげ、気づくと靴の上にいる奴らをストックで叩き落とし、ぬかるみの中で一瞬たりとも立ち止まることはできず、精神的に疲弊しながら進み続け、ようやくぬかるんでない地面になってくるとヒルの数は目に見えて減りました。

ヒルさえいなくなれば、新緑の丹沢歩きは気持ちが良いんですが…
道が乾いてくればそんなにヒルはいません(ちょっとはいる)

丹沢縦走

丹沢縦走
▲ヒルとの戦いで疲弊したため焼山山頂にはいかず、迂回しました。

焼山から黍殻山避難小屋。美味しいご飯でキャンプ


▲山ツツジの赤い花がたくさん咲いています。


▲避難小屋の手前の水場。登山道から少し離れています。

登山口を出発して3時間ほどで、黍殻山(きびがらやま)の避難小屋に到着。
今日の行程はここまでです。


▲避難小屋は新しくなったのかキレイ


▲山の中にある野原。大学生のパーティがご飯を作っていました。

今日はここに泊まるので、後はご飯を作っては食べ、作っては食べて夜まで過ごします。そのために、今回は食材やら調理器具やらをたくさん持ってきましたよ〜😄

まずはエビのアヒージョとフランスパン

▼きのことズッキーニ、ナスの煮込み

トマトとサンマのパスタ

ホットワイン
カレー用にサフランライスを作ります
カレーは本格的スパイス仕立て、サフランライスとともに
もはや登山じゃなくて、キャンプ😄

やることもないので、ひたすら作って、ひたすら食べ、時に飲むという贅沢なキャンプ状態。
あまり歩かないでひたすら食べる1日となりました。

明日は蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳を登って、大倉尾根を下るという10時間コース。
長い行程になりそうです。

丹沢縦走1日目:黍殻山はこちら
丹沢縦走2日目:蛭ヶ岳・丹沢山・塔ノ岳はこちら