【GW九州山旅①】九州まで来たのに風雨の久住山

四国・九州

2017年のゴールデンウィークの山旅は九州へ遠征!久住山、祖母山、阿蘇山の三山を登る予定でしたが、天気に恵まれず、太陽を追って九州を移動しながらの登山となりました。

【九重山(久住山)】
大分県、標高1786m、百名山。
九重連山の一つで、九州最高峰は中岳(1791m)
山の中にある法華院温泉と、5月下旬から6月にかけて咲くミヤマキリシマが有名。
百名山バッチ:駐車場の売店で売っています。後日行く祖母山のバッチもここで買いました(祖母山の駐車場は山の中で売店がありません)
登山レベル:★★☆☆☆(初級)

【久住山ルート】
牧の戸峠登山口(7:20)→扇が鼻分岐(8:18)→久住分れ(8:42)→久住山山頂(9:05)→牧の戸峠登山口(10:50) ※ピストン

【九州山旅全日程】
1日目:羽田→[飛行機]→熊本空港→[レンタカー]→久住山→大分県泊
2日目:大分県→[レンタカー]→宮崎県→高千穂観光→宮崎県泊
3日目:宮崎県→[レンタカー]→祖母山→[レンタカー]→大分県泊
4日目:大分県→[レンタカー]→阿蘇山→[レンタカー]→野尻の滝→熊本泊(雨のため阿蘇山登山は断念)
5日目:熊本空港→[飛行機]→羽田

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牧の戸登山口から久住山山頂へ

GWは九州まで遠征!ということでやってきました大分県。
天気が今一つだったのですが、とりあえず久住山を目指します。

朝7時20分、牧ノ戸峠にレンターカーでやってきました。着いた途端、曇り空、時折ぱらつく雨。そして木々を揺らす風…。車の中で準備をしながら若干ひるんでいましたが、割とみんな軽装備で登山口から登っていく姿を見て出発を決意。

久住山 牧の戸登山口

登りやすい山とは聞いていましたが、最初の道はかなり整備されています。木の階段もしっかりしているので歩きやすいです。登山道には天城山でも見たアセビの花が咲き乱れていて、とてもキレイです。

久住山 アセビ

でも、山道に入ってすぐに霧がかかってきました。せっかく九州まで来たのにテンションがあがりません。しかしここまで来たからには、登らないわけにはいかない!霧が晴れることを願って前に進みます。

途中で岩登りをする少しアドベンチャー体験のできる岩場を越えていきます。個人的にこういう場所が楽しい。はしごやロープがかかっているので安心して進むことができます。

その先の道はわりと平坦でした。
霧が深くなってきたので、岩に描かれた黄色のペイントを目印に進んでいきます。

久住分かれの避難小屋をすぎてからは、通常の山道になります。岩がゴロゴロ転がる道を上っていきます。雲の中にいるような霧雨が降り続いていたので、レインウエアがびしょ濡れになってきました。

そして稜線に出てからの風の強いこと!風と雨でレインウエアの中まで濡れて、手袋もびしょびしょ。寒い!!真っ白で何も見えない!

それでもなんとか真っ白の視界の中、久住山山頂(1786m)にやってきました。
展望が何もない!寒い!早く下山したいよー!!
心の中で絶叫しながら、山頂写真を撮りましたw

本当は法華院温泉の方へ下って、山をぐるりと一周する予定でしたが、雨と風と霧にすっかりめげてピストンで下山。

ピストン下山。下界は晴れ!

下山するにつれ、少しずつ霧が晴れて、日が差す瞬間が…。そして行きには見えなかったアセビの咲く山道。

牧ノ戸峠近くの展望台まで降りてくると、少しだけ周囲の山々を見渡すことができました。これが久住山で一番晴れた一枚です。

駐車場に戻ってくると風は強いものの青空が広がっていました。山頂の真っ白な視界が嘘みたい。今日はこのまま、大分県で一泊します