【槍ヶ岳 Day3】槍ヶ岳山荘から上高地への長い下山

北アルプス

槍ヶ岳を楽しんだ後は、上高地まで長い行程が待っています。3日も晴天で、青空に伸びる槍ヶ岳の美しい姿を見ながら山を下りました。

【槍ヶ岳全行程
アクセス:新宿→[夜行バス]→上高地バスターミナル
1日目:河童橋→明神館→徳沢→横尾→槍沢ロッジ泊
2日目:槍沢ロッジ→槍沢キャンプ場→槍沢大曲り→天狗原分岐→水場→殺生ヒュッテ→槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳山頂→槍ヶ岳頂上→槍ヶ岳山荘泊
3日目:槍ヶ岳山荘→天狗腹分岐→ババ平→横尾→上高地バスターミナル→新島々→松本→新宿

3日目行程:
槍ヶ岳山荘(6:00)→天狗腹分岐(7:45)→ババ平(8:40)→横尾(10:30)→上高地バスターミナル(14:10)→[小梨の湯にてお風呂]→上高地バスターミナル(15:15)→新島々(16:20着/16:43発)→[電車]→松本(17:13着)→[JRあずさ]→新宿

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槍ヶ岳の朝

3日目の朝。槍ヶ岳の日の出です。日の出を槍の穂先で迎えようとしてる人達のかヘッドライトが光っているのが見えます。

槍ヶ岳山荘の朝ごはんはこんな感じ。卵焼きに、魚の煮付け、味のり、お豆、オクラ、ごはんに味噌汁。

槍ヶ岳山荘の前から穂高への縦走路を望みます。いつか行ってみたい槍穂のルート。仲間の健脚メンバーの一人は単独で穂高まで行くために早朝山荘を出ていきました。いつか、私も行ってみたいなぁ…。

槍ヶ岳山荘のパンの焼き上がりを待っていたのですが、まだ時間がかかるということで6時過ぎに下山を開始。何しろ今日は上高地まで一気に下ります。7〜8時間の長い道のりになるので早めに出発します。

槍ヶ岳山荘から天狗原分岐へ下る

今日も青空が広がっています。朝、槍に登った方が景色がよかったのでしょうが、昨日2回登っているので今日はさすがに登るのは諦めました😅

昨日頑張って登った道のりをそのまま下りていきます。

そびえ立つ槍ヶ岳が見送ってくれます。

前方は雲海が静かに漂います。眩しい太陽の光を背景に、青空と雲の夏らしいコントラスト。

ここを横切ると槍ヶ岳が見えなくなりますので、最後の見納めで何度も写真をとりました。


またきっと槍に来る日がありそう。今度は山頂から絶景が見たいです。


また、水場に戻ってきました。ここで水を補給。


山肌の緑も美しい。

今日も眩しい陽の光の中、天狗原に着いたのが7時45分。槍ヶ岳山荘から1時間半ぐらいでやってきました。

天狗原分岐から上高地へ

そのまま、昨日苦労した急斜面を下り沢沿の木立の中へ入っていきます。

槍沢のキャンプ場には天狗原から1時間後の8時40分に到着。ここまで2時間半でしたので、ペースは結構早かったかもしれません。

団体ツアー客がたくさんいたため、槍沢ロッジまではのんびり歩きました。ロッジで休むツアー客を追い抜かしてハイペースで下山を続けます。天気も良い週末だったので、登山客が多い日でした。

ロッジから渓流沿いを歩くこと1時間半。道が平らなので、どんなにハイペースでも地図上のコースタイムとさほど変わらず、10時半に横尾に到着しました。

横尾の売店で、スパイシーな香りにつられてカレーを頼みました!食欲をそそるスパイス。やっぱりカレーはどこでも美味しい😍

完食してから、梓川沿いを歩いて行きます。横尾の次は徳沢園でコーヒーブレイク。上高地は観光地で、いろんな場所に美味しいものがあって、歩いているのも楽しいです。

徳沢園から、上高地のバスターミナルまで2時間。14時過ぎにバスターミナルに着きました。預けていた荷物をピックアップして、そのまま河童橋まで折り返して「小梨の湯」という銭湯へ。ここで3日間の山旅の汗を流します。

お風呂からあがって、15時15分の松本行きのバスに乗りました。お昼にカレーを食べたんだけどお腹が減っていて、パンやらお菓子やらをバスの中で貪るように食べていると「新島々」という駅に着きました。

新島々から電車で松本に行き、あずさの自由席に飛び乗って、一路東京へ戻ります。20時ぐらいには家にたどり着きました。

次の日から仕事の人が多く帰路は急ぎ気味になります。東京までバスで帰ると渋滞がひどいときは23時ぐらいに新宿着になってしまうので、乗り換えが多くても松本経由で帰るのが早く帰れてオススメです。

今回はバス泊+2泊3日の槍ヶ岳ですが、天気には恵まれていました。靴問題やら、結婚指輪問題やらハプニングはいろいろありますたが、播隆祭に参加できたり、穂先に2回登れたりと、たくさん楽しめた山旅でした。次は表銀座からの槍に行ってみたいと思います😀